25 ページ25
それから度々来てもらうことが増えた
最近は学校の校庭にいると視線を感じることが多くなった。
貴女「((´д｀)) ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…
(なんか、見られてる気がする、棘の視線でも真希ちゃんの視線でもパンダの視線でも憂太の視線でもない、他の誰か
誰、家の使いの人でもないし)」
乙骨「大丈夫？」
貴女「大丈夫
(集中しなきゃ、何だろうこのゾワゾワする感じ)」
真希「具合悪いのか？」
貴女「ううん、なんか変な感じするなってただそれだけ」
パンダ「そうか？」
狗巻「しゃけ？(本当に大丈夫？)」
貴女「大丈夫だよ」
それから数分すると写真を撮る音が聞こえた
乙骨「本当に大丈夫？」
貴女「今、写真撮られたかも」
少し離れたところで体術をする真希ちゃんとパンダ、審判の棘
乙骨「音した？」
貴女「うん」
猫との繋がりがあり音には敏感なためすぐ気づいた
乙骨「見に行こう、僕の後ろにいて」
貴女「え、行くの？」
乙骨「確かめよう、その方がいい」
貴女「やめようよ」
乙骨「大丈夫、僕それなりに強いし」
立ち上がり後ろに隠れて歩き出した
真希「あれ、憂太とAは？」
狗巻「おかか！！(いない！！)」
パンダ「どこ行ったんだ」
.
乙骨「大丈夫、こっち」
貴女「う、うん」
乙骨「いた、あそこ」
貴女「ホントだ」
撮ってる写真を見てる様子の小太りの男
乙骨「大丈夫、後ろにいて」
貴女「うん」
手を握りしめ歩き出す
乙骨「何してるんですか？」
男「え、生Aちゃん！？こんなところでどうして」
乙骨「Aと知り合いですか？」
男「僕はただ、Aちゃんを守りたくて」
貴女「怖っ」
乙骨「それでストーカー行為を」
男「ただ見守ってるだけだ！！」
乙骨「それをストーカーって言うんですよ、見ず知らずの人にそんなことされたら怖いでしょ」
男「え、僕たち知り合いだよ」
貴女「誰ですか？知りません」
男「え、笑いかけてくれたじゃん、僕に」
貴女「そんなことしてない」
男「ほら、これ！」
SNSに上がっている写真たちだった。
そのほとんどが私が笑顔の写真
男「この制服を見て特定するの大変だったんだから」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 383人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゃけ - 読んでて自分もすっごくドキってして面白いと思いました！これからも応援してます！続き楽しみにしてます！ (2022年1月29日 23時) (
レス) @page27 id: a272fe636c (このIDを非表示/違反報告)
rst - 大好きです‼(唐突)これからも応援しております‼続きが楽しみです‼ (2022年1月13日 23時) (レス) @page19 id: 846c5c7f9d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆい | 作成日時：2022年1月11日 21時
