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願い ページ7
貴女「え、保留にしたの？何で？」
長沼「元彼に言われたことが、忘れられなくて」
貴女「まだアイツに言われたこと気にしてんの？」
長沼「それに私
どこにでもいる普通のクソオタクだし」
貴女「この際それはどうでもいいわ！
ねえ、気にしてるのってクソオタクがどうとかじゃなくて恋愛が怖いだけじゃないの？」
長沼「さすが親友、正解
思い出すんだよ、アイツのこと」
貴女「櫻井さんがそんなことするとでも？」
長沼「思わないよ、でも」
貴女「いっそのこと、櫻井さんに全部話しちゃえば？交際に踏み切れない理由とか」
長沼「それだ、それなら分かってもらえるかも」
貴女「なんなら私近くにいるよ」
長沼「お願い、近くにいて」
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作者名：ゆい | 作成日時：2021年10月10日 9時
