モーヲタ声優雪城さん２ (ページ13)

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雪城さんと翌朝ページ13

貴女「壮馬くん、おはようございます」

斉藤「おはよう

あ、朝ごはんくらい作ったのに」

貴女「私ばっかりお世話になるのはいけません

なのでこのくらいはさせてください」

斉藤「ありがとう

ねえ、交際のことだけど公表する？」

貴女「どっちでもいいですよ

壮馬くんの意思で

私はどちらでも構いません

ただ、私のせいで壮馬くんのファンが減るのはちょっと嫌です」

斉藤「それは俺も

俺のせいでAのファンが減るのは嫌。俺の意見としては伏せておこうと思うんだけど」

貴女「では伏せておきましょう

あくまで普通に、現場でも家のようにはしない

昨日、一昨日あたり一緒にいた人は気づいたでしょうけど」

斉藤「まあそこはいいや

じゃあそういうことで

中村さんには言った？」

貴女「彼氏ができたまでは言いましたよ

誰かまでは言ってません」

斉藤「中村さん、嫁には出さんってしょっちゅう言ってるけど大丈夫だった？」

貴女「反応は割と普通？？

高校の時、好きな人ができたって言った時よりはマシかな」

斉藤「その時はなんて言われたの？」

貴女「Aに恋愛は早いって

まあ密かに3年くらいは好きでしたけども！！

バレなかったのすごい！！」

斉藤「へぇ～

中村さん、超過保護じゃん

高校生に恋愛は早いって笑」

貴女「周りは彼氏いるのに私だけいなくて」

斉藤「大学入ってからは？」

貴女「何度かは告白もされましたけどその人のことを好きとかそういう訳じゃなかったので全部断わってきました

それにその頃はまだ良平さんが好きで」

斉藤「良平さん？って木村良平さんのこと？」

貴女「あ！？

はい、大学2年くらいまで」

斉藤「ふーん、良平さんが初恋ってこと？」

貴女「はい

もうなんとも思ってないですけど」

斉藤「同じ職場に初恋の人かぁ

なんかちょっと妬けちゃうなぁ」

貴女「私だって、先輩の元カノさんには嫉妬しますよ！！」

斉藤「元カノにはもう会ってないもん

良平さんには会うでしょ、あんまりいっぱい話さないでね！」

貴女「分かってますって

それに私は先輩だけですから」