白布家の白布サン “2”【HQ】

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『青城が逆転…これでマッチポイント、、』




烏養 「あのら13番、まだ余力あんのか…」




『多分ですけど、1.2セットは働かず皆が疲れた終盤に働かせるタイプの選手なんだと思います。』





“あんたみたいな人にどうやって太刀打ちすれば…”




飛雄くんの声だなぁ




そんなこと思ってたんだ。笑



まあ確かにね、、でも



澤村 「すまん！影山。次はちゃんとお前のとこにボール返して見せる。


そしたらいつも通り、お前がベストだと思う攻撃をすれば良い。」





ちゃんと素晴らしい仲間がいるんだから。





迷ってる暇なんてないし



迷う必要はない。



うちの連中は、ちゃんと皆強いから





もう飛雄くんは、孤独の王様なんかじゃないもん。









“飛雄、急速に進化するお前に


俺は負けるのかもしれないね。




でも”








ラリー続くなぁ



及川さんはフェイントしてきたし




旭さんの打ったスパイクも拾われた





ダイレクトで返ったボールを向こうの12番が打ったけど




それを夕が綺麗にレシーブ





最後誰にあげる？




やっぱり、日向くんか。





『っ……！？』






“飛雄、急速に進化するお前に俺は負けるのかもしれないね。



でも






それは今日じゃない。”






ピーーーーッ！





セットカウント


2 - 1



勝者 青葉城西高校







私達の夏が、ここで終わる。

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