白布家の白布サン “2”【HQ】

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日向 「相手、サイン気づかなかったな。」



影山 「ああ。当分有効に使えそうだ。」




月島 「ほんと、脳みそ筋肉なのによく考えたよね。あれ。」



日向 「か、考えたの俺らじゃねぇ…」



月島 「あぁ、やっぱり？誰に考えて貰ったの？」




日向 「菅原さんとAさん！」






そのまま帰ろうとした瞬間





隣のコートで試合をしていた青葉城西が目に入った。




うん、青城の圧勝だね。




皆は試合見て帰るんだろうけど、私は青城に着いてリサーチしたいからね…






一足先に戻らせて貰います。






『コーチすみません。私青城についてリサーチしたいので、先に戻ります。』



烏養 「おう。頼んだ」




菅原 「あれ、帰るの？」



『あ、はい。青城についてリサーチするので…』




菅原「そっか。おつかれ！」




『はい！お疲れ様です！』




この日の夜、私は部屋にこもって青城の試合を何個も見て




プレースタイルをこと細かく調べあげた。





そんなことしてるうちに賢二郎が帰って来たみたいなんだけど



私の真剣さに驚いたのか、部屋に入ってきて数秒で出ていった




話しかけてくれても良かったのに…





とか思ったけど、そんなことは言わずに私はパソコンに向きあっていた






明日はいよいよ3回戦。





青城を倒して、その先に進むんだ。

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