白布家の白布サン “2”【HQ】

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『ブロックフォローちゃんと入って！』




烏養 「見てんじゃねぇぞ！常にこれが最後の1球だと思ってくらいつけ！



そうじゃなきゃ、今疎かにした1球が試合で泣く1球になるぞ！」






烏養 「すぐ起き上がれ！もう一本！」






皆、すごい気合入ってるなぁ。



それもそうか、音駒との全国大会での試合を叶えるためにも




全国大会出場 を達成するためにも



頑張るしかないもんね。



それに、青葉城西との試合も、したいと思ってるだろうし。




特に飛雄くんかな。





西谷 「ほんとだすげぇ！写真でけぇ！



Aも見てみろよ！」




『んー？なに？』





田中 「今年の高校生の中で特に注目ってなってる3人の中に、白鳥沢の牛若が入ってんだよ。」



日向 「白鳥沢って、影山が落ちたとこ！」



影山 「うるっせぇ！」




『ぁ……牛島さん…』




賢二郎の尊敬する人だよね




この人の試合を見て




「強い奴らが集まる場所に強いバレーをやりに行く！」



って言って、白鳥沢行ったんだもんな。





賢二郎から話は聞いてるし、１回この人のスパイク見た事あるけど



あれはえぐいね。



私も拾える気がしないもん。







日向 「これを倒せないと…音駒と戦えない。」




烏養 「こらこら、白鳥沢だけが強敵じゃないぞ。」




菅原 「他は、去年のベスト4とかですか？」



烏養 「それももちろんだが、他にも強敵がいる。




守りと連携に優れた和久谷南


鉄壁の一言に尽きる伊達工業。
伊達工には今年3月の県民大会で2-0で負けてるな。




総合力では、県内トッププレイヤーの及川徹率いる青葉城西。
ここは去年のベスト4だな。



あとは言わずもがな、超高校級エース牛島若利要する王者白鳥沢。」





烏養さん、、、




ズボラっぽいのに！



すごい、よく調べてくださってる…




私ももっと調べないと。




役に立たないとね。






烏養 「上ばっか見て、足元すくわれねぇようにな。」





武田 「みんな！まだいる！？


ごめんね、会議長引いちゃって…


それで！出ました、IH予選の組み合わせ！」






『うちのシードにいるの……


青葉城西ですよ。』









澤村 「目の前の1戦、必ず取ります。」

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