月下美人の君.2

【番外編】蒙家であそぼう ページ42

幼少の頃の3人組ver(蒙恬×夢主×王賁)

ミニマムシリーズ

A「恬ちゃーん！おはようっ！」


蒙恬 「Aちゃん♪ おはよーっ！今日もかわいー♡」

A「王賁くんもおはよーっ！」


王賁 「………おはよう」

蒙恬 「今日なにしてあそぶー？」


A「ねっねっ！今日、恬ちゃん家いってもいいー？ 恬ちゃん家だいすきなのー！」

蒙恬 「いいよー！ 王賁くんもくる？」

王賁 「……………いく」


A「王賁くん、なんかてんしょん低いよ！
いっしょにいこっ？……ゴー！」

王賁 「A、ちょっと、引っ張るな！／／」


蒙恬 「……いーなー。おれの手もひっぱってー！」


そうして、なぜか二人の手をひっぱって蒙家に遊びに行くのだった。


A「蒙毅かわいいっ♡ …本当にかわいい♡」


蒙毅 「……ね、ね！」


A「…恬ちゃんっ！ねねだって！蒙毅がしゃべった…！」


王賁 「………はしゃぎすぎだ」


A「むぅ。蒙毅のかわいさは世界を救うのだよ、王賁くん！

…いいなぁ〜。
わたしもこんなかわいい弟ほしいなぁ……」


Aの母・摎は、Aを産んでから亡くなってしまった為、一人っ子である。母親を亡くした事を思い出してか、いつも元気なAがしゅんっとなってしまった。


蒙恬 「Aちゃん！おれとけっこんしたら、
蒙毅もAちゃんの弟になるよっ♪」


A「えっ、そうなの？」

王賁 「こらっ！Aに変なことおしえるな！
Aはおれとけっこんするだ！」


蒙毅 「……ねねっ！(ギューっ)」


王賁に対抗しようとしたのか、蒙毅もAに抱きつく。いつもよりつぶらな瞳で、見つめられる。


A「はぅっ！蒙毅かわいいっ♡」

思わず抱きしめ返すA。


王賁 「…(こいつ。蒙家のやつはあなどれん。)」

蒙恬 「…(悪いけど、蒙毅にもわたさないよ。)」


三人でにぎやかに話していると、


蒙驁 「フォッフォッフォッ。

いつもの三人組がなにやら騒いでおるな？？」


A「わーーーいっ！おじいちゃんだっ！」


蒙驁を見るなり、瞬く間に笑顔になったAは走って抱きついた。

蒙驁 「これこれ、A。走って転ばないようにな」


優しく頭を撫でてくれる蒙驁を、Aは大好きなのである。

蒙恬 「…じいちゃんっ！」

蒙毅 「じ、じ！」

蒙家兄弟の二人も足元に寄ってくる。

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