Diablo Rojo ページ11
山の民の宴は、とても豪華でどこか人の本能的を刺激する、今まで経験したどの宴よりも情熱的なものだった。
中心に大きな灯し火があり、酒を煽り騒ぐ者や、太鼓や弦や手を叩いて音に乗って情熱的に男女が絡み合って踊っていた。
山の民の男性の大半が上半身をさらけ出しているので、より官能的に見えて、Aは顔を赤くさせた。
蒙恬と王賁と共に席に着いたAだったが、目に前に出された料理も今までに見たことがないもので、とても刺激的だった。
山の民の言葉は分からないが、皆それぞれとても優しく接してくれた。言葉が通じなくでも、想いが通じれば親しくなれるのだと新しい発見ばかりだ。
そういえば、さっきからAに肉や宝石を持ってくる山の民の男の人がひっきりなしに来て、自分には勿体無いと…なんとかジェスチャーで断っているのだが、気のせいか皆顔が赤いような…？
考えてこんでいると、バジオウとタジフが隣にきてドカッと座った。
バジオウ 「……男ガ何カ貢ギニ来ル時ハ、求愛ノ誘イダ…」
A「……求愛？」
バジオウ 「……抱キタイッテコトダ」
蒙恬&王賁 「「…ゲホッゲホ！！」」
王賁 「…(次持ってきた奴、殺す)」
蒙恬 「…(山の民って直球すぎない？！)」
意味を知って真っ赤に染まるAに、タジフは笑いかける。
バジオウ 「…タジフガ、ソンナ顔ヲスルト、
モット男ヲ喜バゼルゾ…ト言ッテル。」
A「…／／／(そんなこと言われても)」
そういえば、さっきから体が熱い。
注いでもらった飲み物が、美味しくって何度も飲んだからだろうか…
バジオウ 「…A。端和様ガ、呼ンデイル。」
A「端和様が？…ちょっと行ってくる！」
蒙恬と王賁を見やると、何だかんだ楽しそう…。
急いで楊端和がいる天幕へと足を進める。
バジオウ 「…オイ」
蒙恬 「…ん？」
バジオウ 「Aハ酒ヲ、ヨク飲ンデイルミタイダガ大丈夫カ？」
蒙恬 「まさか…これってお酒？」
バジオウ 「…ソウダ」
蒙恬 「…あーーちゃ…」
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とも(プロフ) - ついに信が出てきた！絡みが待ちきれません…！！楽しみです！ (2020年8月7日 21時) (
レス) id: 2ea7dae655 (このIDを非表示/違反報告)
09kokoa(プロフ) - あさん» コメありがとうます。嬉しいです。一応原作沿いで行きたいので、まだまだ道のりが長いです…。笑 色んなお話計画しているので、よかったらお付き合いください。 (2020年8月5日 17時) (レス) id: f05c1b9b36 (このIDを非表示/違反報告)
09kokoa(プロフ) - あさん» 私も蒙恬一番好きです。でも書いていると王賁も不思議と好きになってきます。色んなキャラと絡ませていきたいので、複数ENDになるかもです、お楽しみに。 (2020年8月5日 17時) (レス) id: f05c1b9b36 (このIDを非表示/違反報告)
09kokoa(プロフ) - ののかさん» コメありがとうございます。更新みてくれて嬉しいです。お気づきかもしれませんが、更新後は誤字脱字も多いので、ちょこちょこ修正してます（笑）これからもお楽しみください。 (2020年8月5日 17時) (レス) id: f05c1b9b36 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 蒙恬と王賁が好きすぎる…！この小説の言葉使いが上手で感動してます！この回で蒙恬と結ばれたら、王賁と結ばれる小説も次書いていただけたら本当に幸せです！！頑張ってくださいずっと応援してます！投稿楽しみです！ (2020年8月5日 10時) (レス) id: 2ea7dae655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：09kokoa | 作成日時：2020年8月2日 12時
