【歌い手】明日の夜空を君と見たい (ページ5)

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アスノヨゾラ哨戒班ページ5

僕なりの別れの挨拶。

君に伝えられていたのかな？

お別れのときは笑っていよう。

２人での約束。

２人で見た綺麗な世界。

君の存在を僕は忘れていないさ。

思い出せるように仕舞ってるだけ。

未来を少しでも君といたいから叫んだあの日。

もし、君と逢えたら、今日の日をいつか思い出せ、未来の僕ら。

君がいてもいなくても翔べるなんて妄想をしてた。

でも、独りじゃ歩くことさえ僕は“しない”まま藍色の風に幻想を吐いた

壊してくれって願って踠いたって

「願ったんなら叶えてしまえや」って君は言った。

願う事も、壊されることも、叫ぶことも僕は許されない。

君と空え舞う夢を見た。

闇を照らす魁星に2人で見た世界は、綺麗だった。

僕は、明日を嫌って見たくなかったのに。

君が僕に手を差し伸べてくれたから。

君のおかげなんだよ。僕は、君に甘えることしかできなかった。

「君と僕もさ、また明日へ向かっていこう」

初めて、初めて明日へ向かおうと思った。

逃げてちゃダメだって。

でも、所詮は僕の唯の夢で。

昨日を変えて欲しいけど、叶えないでいいから

明日も昨日もずっと君とこうやって

笑えればそれでいいんだ。

あれから僕が見る世界は変わったと本気で思っていたんだ。

期待したって願わないで自分の力で変えようとしたって、未来は残酷だった。

それでも、いつだって君と見ていた世界は、本当に綺麗だったんだ。

その風景も君の声も絶対に忘れないように仕舞うんだ。

また明日の夜に、君に逢いに行こうと思うんだけど、どうかな君はいないかな？

それでもいつまでも僕ら一つだからって言い合った。

笑ってよう。泣いたら、君が居た思い出を忘れてしまう気がするんだ。

未来を少しでも君といたいから叫ぼう

あの日の約束を忘れないように

「僕が綺麗な夜空が見える日に君に逢いに行くからっ！！」

「私もまた明日の夜に君を待ってるから！！」

「「だからっ！！」」

「「また明日の夜に君を探しに行こうと思う」」