恋柱の妹は恋愛に疎い

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『ご、ごめんなさい、ごめんなさい！！！！

早すぎますよね！！本当に自分で自分を

殴りたいです！！！！！ですが、１つお願い

です！！お姉ちゃんには、絶対に言わないで

くれませんか！？今、絶頂思春期なんです！』






お願いしますぅぅ！！、と頭を下げる。




しのぶさんは

せ、接吻……などと独り言を言いながら

落ち込んでいる。(？)




『し、しのぶさん……？大丈夫…ですか』



し「だ、大丈夫じゃないですよ！！！！！

接吻したんですか！？レモンの味、しました

か！？どちらから、したんですかぁー！？」







そ、そんないろいろ聞かれても……！！！




私は答えきれない、質問の量に

あたふたしながらも

しのぶさんを落ち着かせる。






『し、深呼吸しましょう！！深呼吸……』





そう提案すると、しのぶさんは

スゥー、ハァー、と深呼吸を始めた。




うわー、美人は何しても映えるな。






その吐いた息、吸いたい……((は？





し「私、まさか時透くんとAさんが、

そんな関係だとは思いませんでした……」







で、ですよねー……。




もうこの際だから、しのぶさんに

質問されても、全部答えるか！！！！



もう、素直に全部答えましょう！！！




『しのぶさん……聞きたい事、いっぱいあると

思うので、全部聞いてください…。』



し「…………良いのですか？」



『はい。。もうバレてしまいましたし、しのぶ

さんには、お姉ちゃんにこの事を言ってほしく

ないので、口止めとして何でもお話します！』







お姉ちゃんに

「宇随さんの言っていた事、本当でした」

なんて、しのぶさんに言われたら

マジで人生の終わりだから。私。




Aちゃんは今

絶頂思春期に入ってんの！！！！！




分かる？思・春・期！！！！






「恋」というものぐらい、するんですよ！！


少しはそっとしておいてほしいの！！！






分かるよね、しのぶさんなら！！



ねぇ、分かるよねぇ？え？((





し「も、勿論です！！！甘露寺さんには

言いません！！！！ですが、今日は帰れない

と思ってくださいね！？なんでも聞きますので」






しのぶさんに握られた、手が痛い……。




マジで？私、帰れへんの？((急な関西弁









その後、私はしのぶさんに

地獄のような質問攻めを受け、

恥ずかしさに身をズタズタにされながらも

耐えて、耐えて、耐え抜いた。







もう本当に、自分で自分を褒めたい…！

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