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――――――





1月28日。…私の誕生日。









伏「!…、うす」

『おはよ〜』









恵の目、赤いな。


昨日、泣いてくれたんだろうか。









こそばゆいような、有難いような。







でも、私は知らないフリをする。








私が泣いてしまいそうだから。









伊「…Aさん!2分遅刻です!早く行きましょう」

『ごめんね〜!行こっか』









私は今日も、任務へ向かう。









そして夜、悟と約束をした。









早く任務を終わらせて帰ろう。









伊「本日は1級呪霊2体と特級呪霊1体です。」


『…ん〜。目黒の特級もやっちゃっていい?』






伊「!?…め、目黒に特級が!?」



『いるね。まだ子供だから動けないけど。面倒になる前にやっとくよ』


伊「…はい!お願いします。」









私は、最期は人の役に立てるよう、この力を
思いっきり、悔いのないように使いまくって死にたい。


______________________________









『…はぁ。つっかれたー』









任務プラスの目黒の特級を無事祓って、一息つく。








『子供のくせにしぶとかったな〜。やっといて良かった〜』









突如、クラっと目眩がする。









『?!、う、わ』





??「A!!!」









ナニかに支えられた私の体は震えていた。









五「僕の仕事終わったから夜まで待てなくて来た…、A、もう休もう。」


『…ありがたいけど、私はまだ…』


五「やだ!!!!休んで、お願い…。」









そう言っても…延命される訳じゃない。









五「意味ないって…分かってるんだ。でも、僕はまだ君の死が受け入れられないみたい…。割り切ったつもりだったんだ…、駄目だね、僕。」





『…悟…』









震える手で悟の頬を撫でると、

その手に雫が落ちた。









『______悟、泣いてるの?』









五「…こんな時に泣かない奴とかいるかよ」









『悟は優しいね…』









笑えてるか分からない私の顔を、

悟は雫をひとつ落としながらじっと見つめた。









今にも涙腺がゆるみそうな悟を、

優しく撫でた。









___________嗚呼、死にたくないなあ

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もっちり - めっちゃ感動した! (2022年7月29日 12時) (レス) @page32 id: e168c4a89f (このIDを非表示/違反報告)
あまおう(プロフ) - 最高…! (2022年2月11日 7時) (レス) @page33 id: 3b3b69feb8 (このIDを非表示/違反報告)
cosumo - 原作より面白かったと思うのは罪でしょうか、、、 (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)
まりか - ハッピーエンドを....!!! (2021年4月4日 16時) (レス) id: 05ec772de1 (このIDを非表示/違反報告)
パンの耳(プロフ) - 涙袋崩壊しました、、 (2021年2月18日 2時) (レス) id: 6f68a4d609 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花音 | 作成日時:2021年1月23日 22時

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