し ページ4
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「藤原Aは宮侑と付き合ってた時から
ずっと好きな人がいる」
なんて噂が流れ始めた今日この頃。
(どーせ75日や。75日。)
ルーツを聞くと、どうやらあの時私に告白してきた男子が振られた腹いせで噂を流しているらしい。
私にも友達がいないわけじゃないんやで?
「A、この事宮侑くんの耳にも届いたらしいで?」
『…別に。もうどーでもええねん。』
貴方を振ったあの日から、私の毎日はもう
どーなってもええねん。
「ちょっといい?」
『?』
「ここじゃなんだから、外、来てくれない?」
(あ、これあかんやつや。)
と、さすがの私も勘づくが。
『________ええで。』
・・・・・・・・・・・
「あんた、侑くんと付き合ってる時すきなひといたらしいな。」
「よくそんな腹黒女が付き合えたよなー。」
「侑くんも実は我慢の限界だったんちゃう?(笑)」
『…だったら、何ですか。』
「!!!、生意気やねん!ムカつくねんアンタが!!!
最低な腹黒女なんかいなければウチが侑くんの彼女やったんに!」
_________バシャッ。
女の子に嫌なことを言われた。
ジュースをかけられた。
(…なんで?私、別れたやんかッ…)
いつまでこんな仕打ち受けなきゃやねん…
ああ違う。これはきっと
すべてから逃げた私への罰や。
治「…A?」
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作者名:楓華 | 作成日時:2020年5月15日 1時