その21っ魔法生物はもっふもふ！ ページ21
魔法生物飼育学ではハグリッドが先生だ！
初回の授業はなんとヒッポグリフ！うわー！きれーい！！
「ハリー君いいなー、乗れて。ヒッポグリフもふもふしてそう。お布団…」
「ハンッ、そのアホみたいな感想しか抱けないわけ？ぜんっぜん羨ましくないね！」
「まーたひねくれて…」
「はあ？！」
ハリー君がヒッポグリフと空中散歩中、私はひねくれた友人と会話中。
「こんな、愉快な、教科書持たせて…っ僕なんか手を噛み切られそうになった！…そうだ、A？君は大丈夫だった？指は何本ある！？」
「十本ありますー！…まあ確かに、この教科書には驚いたなぁ。私も服を食べられそうになったし」
「ふっ？！あっあっ、そ、それは、君のあられもない姿を晒されたりなんかは？し、しな、しなかったろうね？！」
「ご、こめん説明不足…。カバンに入れ残した服だから、そんな大変な事にはならなかったよ？」
それを伝えて、彼は深く息を吐いた。凄いビックリさせちゃったなぁ…。
「全く、とにかくこんな授業、父上に伝えたら卒倒なさるね！Aだって怖かっただろ？」
そっと彼は私の片手を取り、労わるように触る。うーん、こういう所が紳士で高得点。だけどパンジーの嫉妬の目が怖い。
私はにへら、と笑い
「でも、ヒッポグリフ素敵だよ。Aも乗ってみたいな」
なんて同じ感想を伝える。ドラコ君はムッとして、手を離した。「全く君は、僕の伝えたいこと一ミリも伝わってないんだ！」と怒りながら。
「あはは、ごめんね？」
「許すよ。Aは馬鹿だからね！」
うーん、と肩をすくめる。やはりこうなるか。
…と、そこでハリー君を乗せたヒッポグリフが戻ってくる。ハグリッドが「他にやってみたいモンはおるか？」と聞いてくる。よーし、ここは私が勇気をだして立候補しますかねー！
なーんて鼻息荒く進もうとしたら、私をグイと押し戻してドラコ君がヒッポグリフに近づいた。ヒッポグリフが意外にもドラコ君にお辞儀した。
「あー！ずるいAが先だったのにー！」
思わず抗議の声
「ふふん、悪いねA。でも簡単じゃないか、こんなやつ全然危険じゃないなぁ」
尊大な態度で嘴を撫でるドラコ君。でもこの人、侮辱しないで接せるの？誇り高いって言ってたしさ。怒りやすいってさー。
なんて不安を抱けば、
「そうだろう？醜いデカブツの野獣君」
ほーら言っちゃった！やると思った！
当然ヒッポグリフは怒り出し、ドラコ君を鉤爪で傷付けてしまった。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←その20っ嘘だろ！いつの間に？！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 335人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです！続きが気になります！ (2018年12月8日 0時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
カノン♭(プロフ) - カイナさん» 心躍る嬉しいお言葉です！！一度執筆を開始した身、なんとか時間を見つけこの週末に執筆したいと思います！！！ (2018年8月25日 13時) (レス) id: ac2788321e (このIDを非表示/違反報告)
カノン♭(プロフ) - Teke Raさん» お待たせしてしまい申し訳ございません！とても嬉しいお言葉ありがとうございます！了解しました、この週末、時間を見つけ執筆致します！！！！ (2018年8月25日 13時) (レス) id: ac2788321e (このIDを非表示/違反報告)
カイナ - 更新してくれませんか？ (2018年8月17日 21時) (レス) id: 1b390c81ea (このIDを非表示/違反報告)
Teke Ra(プロフ) - すいません！！帰って来てください！！この後の展開が物凄く気になります！！更新再開して欲しいです！！ (2017年9月9日 20時) (レス) id: 8ce3839a41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カノン♭ | 作成日時：2015年7月25日 23時
