その11っお買い物のあとは足が痛くなる ページ11
暖炉の中に入り
エメラルドカラーの炎に焼かれて
ダイアゴン横丁に着きました。
｢うわぁ、いっぱいあるねぇ…｣
お父さんから教科書一覧の紙を貰い、サーッと
見て私はそう呟いた
｢あれ？そういえば三年生から授業は選択制に
なるんだよね？選んだやつ以外の教科があるんだけど…｣
私が買うべき教科書一覧には一年生の頃から
とっている必須科目以外に新しい教科書が
仲間入りしていた
・魔法生物飼育学
・古代ルーン文字学
・マグル学
…マグル学？
｢ねぇお父さん！A、マグル学なんてとってないよ！？占い学をとったはずだけど！？｣
すると隣を歩く男はしれっとした顔で言った
｢我輩が書き直した｣
｢はあ！？｣
｢占い学など不確定な分野を受けるよりマグル学を
学んだ方が良かろう。魔法使いから見たマグルの
文化。勉強になるぞ｣
｢えー、占い学楽しみにしてたのにー…｣
のちに占い学を取らなくて心底良かった。と
安堵する日が来るとはこの時は思わなかった
さて、教科書を買う為に本屋へと行けばそこは
ある種の地獄となっていた
鉄の檻の中に囚われた何百冊の本たちが
噛み付きあって、それを取る店員さんがひぃひぃ
喘ぐ始末である。が、頑張れ店員さん！！
一人の店員が私達の元へやってくる
｢ホグワーツ生ですね？｣
｢はい！｣
元気よく答えれば隣にいるお父さんが淡々と
必要な教科書を伝えていく、そして最後に
｢怪物的な怪物の本を一冊いただけるかね？｣
意地悪く口角を上げたのを私は見逃さなかったぞ！
お父さんって絶対サディストだよね
店員さんは顔を青くして頷く。お仕事って、大変だぁ…
その後は大量の本を抱え、お父さんが魔法薬の材料を
買ってくれている間、私は洋装店に閉じ込められ
ローブなどを新調してもらい、最後はアイスを
せびって買ってもらった
長い買い物で疲れきった私はもう一晩だけお父さんの
家に泊まり、次の日に我が家へと帰る予定である
重たい足を引きずりながら帰る準備をして
ベッドへ潜り込む。うわあぁ、凄く眠たい！！
｢A、言い忘れていたが…。…寝たか？｣
｢……んー、寝てますー…｣
布団を頭まで被り、そう言えばお父さんは小さく
笑った
｢眠そうだな。明日にでも話すとしよう
お休み、いい夢を｣
｢おやすみ、なさぁい……｣
セブルスお父さんが電気を消してドアを閉めると
私は一気に睡魔に襲われ、朝までぐっすり眠りこけた
その12っなんだよこの本ーー！！！！！→←その10っ宿題＞＞＞＞＞闇のていおー
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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです！続きが気になります！ (2018年12月8日 0時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
カノン♭(プロフ) - カイナさん» 心躍る嬉しいお言葉です！！一度執筆を開始した身、なんとか時間を見つけこの週末に執筆したいと思います！！！ (2018年8月25日 13時) (レス) id: ac2788321e (このIDを非表示/違反報告)
カノン♭(プロフ) - Teke Raさん» お待たせしてしまい申し訳ございません！とても嬉しいお言葉ありがとうございます！了解しました、この週末、時間を見つけ執筆致します！！！！ (2018年8月25日 13時) (レス) id: ac2788321e (このIDを非表示/違反報告)
カイナ - 更新してくれませんか？ (2018年8月17日 21時) (レス) id: 1b390c81ea (このIDを非表示/違反報告)
Teke Ra(プロフ) - すいません！！帰って来てください！！この後の展開が物凄く気になります！！更新再開して欲しいです！！ (2017年9月9日 20時) (レス) id: 8ce3839a41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カノン♭ | 作成日時：2015年7月25日 23時
