EPISODE・序 - 2『少女、死す』 ページ4
〜妖怪ウォッチシャドウサイド世界
さくら元町〜
──こうして、私はオルトくんとユウくんの助け得てイデア先輩を外(別世界)に連れ出すのに成功しましたとさ。ちゃんちゃん。
うん。えっと………あれ？
あれぇ??
あれれれれぇぇ〜〜???
…………。
『…特になんもない。』
登場人物誰1人としていないし、妖怪だって見当たらない。
いや、なんなら人っ子1人いない。
イデア「ほら！ここにはもうなんの用もない！
帰るよ！」
イデア先輩がオルトくんの腕を掴む。
えー…探索したら会えないかなー…。
せめてナツメちゃんだけでも………。
ユウ「ッA！危ないッ！」
『え？』
ユウくんが声を荒げて言った直後、誰もいない右の方をちらりと見ると何かが大きくキラリと光った。
……刃？近くに？投げてある？
…あ、終わったな。
もしかしてこれでタイトル回収─…〈ガキンッ！〉
え？嘘だろ？死にたくねぇよ？は？
いや待って何とかしないと無属性魔法を使って……………………は？がきん？
驚いて私は右を見る。と、見慣れた朱色とオレンジと黄色のグラデーションの髪色が目に入った。
──……………………は？
「アガ、ガァ！ガァッ！」
「─下級怪魔か。まだ自我がないようだ。」
………。
…と、その人が発した直後、奥の茂みから黒いような紫色のような体の色の何かが飛び出てきた。
…アレ、アニメの第1話に出てきた……。
“怪魔”と呼ばれたものが恐らく人間達から奪ったであろう包丁をこちらに向けて投げる。
しかし、それも虚しく。
包丁は次々と私の横にいる人が剣で落としていった。
「ガァッ!？」
やがて怪魔が包丁を取り出さなくなると、横にいる人は剣で怪魔を一刀両断した。
─怪魔の姿が灰となり空に消えた頃。
「……大丈夫か。」
……さっきまで私の横にいた人が、こちらを向きながらそう確認してくる。
中に黄色が隠れている深緑の瞳。
焼けることを知らないかのような白い肌。
紫、朱、オレンジ、黄色の色をした鮮やかな髪。
和風のような中国のような、そんな服装。
………あ、これは…。
死。
〈チーン…〉
EPISODE・序 - 3『推しは拝んでこそ』→←EPISODE・序 - 1『巻き込み犯』
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あやや(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます！早めに続きを作ろうかなと思います！ (6月14日 18時) (
レス) id: 63e2965a9a (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (6月11日 8時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
あやや(プロフ) - モモさん» かッ、神ッ!!?ありがとうございます!!!ひたすらありがとうございます…!!更新頑張ります！(≧▽≦) (2023年4月3日 17時) (レス) id: 63e2965a9a (このIDを非表示/違反報告)
モモ - すみません。なんかバグってコメントが2個になってしまいました。m(__)m (2023年4月2日 23時) (レス) id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 神です。神過ぎます。夢主ちゃんは思ってないけど、朱雀と結ばれてほしい！！話とかも共感できることが多いし、すらすら読めます！！作者さんのペースで更新頑張ってください！！ (2023年4月2日 23時) (レス) id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやや | 作成日時：2022年9月25日 18時
