今日も今日とて推しが尊い 【影山飛雄】

47.推しをタイトルに入れたいが思いつかない ページ47

それから日が経つのはとても早かった。







影山くんの練習に付き添って写真を撮らせていただいて、撮らせていただいて…あ、たまにボール出しもしたかな。









私のカメラフォルダはあっという間に影山くんだらけになった。








そう、これも途中まではよかったんだ、途中までは。








なんと私は、ただ放課後に影山くんの自主練に付き合ってるだけだったのに、いつの日か私は他の人の練習も見るようになっていた。









ということを続けて数週間、ついに烏養監督の口からあの言葉が出てきた。







烏「お前、みんなに気にいられてるみたいだしよ、夏休み期間中だけ臨時マネやってくんないか？」








『は』








武「僕としても大歓迎です！羽良さんの撮る写真はみんなの士気を高めてくれますしね！」









『いや武ちゃん先生まで』








いや、いくらなんでも無茶すぎというか無理やり過ぎん？？








烏「てことで、よろしくな！」








『いや待って私の拒否権』








2人に取り残された私はぼーっとしていると、仁花ちゃんから声をかけられた。








谷「Aちゃんと一緒にマネできるなんて嬉しいっす！！夏休み頑張ろうね」








ん？天使かな？こんな子にこんなこと言われたらもうやるしかないじゃん？







『仁花ちゃん好き』







とりあえず抱きしめておいた。

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