今日も今日とて推しが尊い 【影山飛雄】

43.推しと先輩と私 ページ43

影「？付き合ってもらってますけど」








『ちょーーっとてかだーーいぶ誤解をとくから黙ろうか影山くん？！』







あなたが口を挟むともっと大変なことになる…








及「なんで飛雄ちゃんなのさ！及川さんの方がファン多いってのに！」







ほらめんどくさいこの人めんどくさい。







『顔も性格も全て含めアホ川さんより影山くんの方が推せます』






徹彼女にも振られたのに知らない女の人にも振られてる〜と一緒にいる男の子に罵倒される及川さん。






及「まぁ、試合で勝つのは俺らだし精々飛雄ちゃんのこと応援しとくんだね、じゃ」







この人テンションの差激しいな、さっきまであんなうるさかったのに急に静かになるじゃん。







すると、影山くんは私たちを通り過ぎた及川さんに話しかけた。







及「いやだね〜バーカバーカ！」






やばい…この人やばい…←





『確かに影山くんはバカだけど、今は関係ない！』






影「バカで悪かったな」






『そこは否定しない』






こんな会話を冷静にしてるうちも、及川さんは変な指の動きを続けてあっかんべーしてる。






及「飛雄ちゃんたちの声なんも聞こえな〜い」








相変わらずウザイなこの人…そう思っていると、隣にいる影山くんは急に頭を下げて、お願いします！と叫ぶもんだから、私も及川さんも驚いて、固まってしまった。

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