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18時限目 ページ2

そして学校に到着した私達は教室に向かい、教室のドアを勢いよく開けて鹿野くんはこう言った。

「おっはよ〜♪ 皆さんにお知らせがありまーっす! 実は僕達、付き合う事になりました〜!」

私と繋いでいた方の手を上に上げて鹿野くんがそう言うと、皆は目を丸くして驚きながらも「おめでとう!」と言って拍手を送ってくれた。

「んじゃ、席座ろっか♪」

そう言うと鹿野くんは、ぎゅっと手を繋いだまま窓側の席に向かう。やがて授業が始まり、私はペンケースからシャーペンを取り出した所で気づく。
……あ、教科書家に置いてきちゃった……。
そう思って溜め息をついた時、鹿野くんは机をこちらに寄せてきた。

「Aちゃん、……もしかして教科書ないの? 僕が見せてあげるよ」

「う、うん。ありがとう……」

そう言うと鹿野くんはにこりと笑い、シャーペンを握っている私の手を包み込むかのように重ねてきた。

「? ……鹿野くん?」

「……好きだよ、大好き。僕、Aちゃんの事で頭の中がいっぱいなんだ」

鹿野くんは優しい笑みを浮かべてそう言い、私の頭を撫でてくる。そして私の方に体ごと向いて、私の頬に手を添えて顔を近づけてきた時。

「こら、鹿野と天海! 授業に集中しなさい!」

「はぁ〜い……」

先生に見つかって注意された鹿野くんは、ぷくりと頬を膨らませたのだった。
……そして放課後。

「鹿野くんっ、一緒に帰ろ?」

「うん、行こっか!」

鹿野くんはそう言うと、私の手をぎゅっと握って歩き出す。そして下駄箱で靴を履き替えていると、前方から毛先がピンク色で金色の髪を高い位置でツインテールにした子が駆け寄ってきた。

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設定タグ:学校 , カノ , カゲプロ   
作品ジャンル:アニメ
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ペンネグラタン(プロフ) - セトの天然って怖いよね。 (2017年1月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 04ea405d06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天ノ川夜月 | 作成日時:2016年12月6日 17時

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