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夢主side
その後Aちゃんが保健室まで送ってくれた。
先生「...あんまり無理しないようにね?みんな心配してるからね?」
と先生に注意され、Aちゃんに心配されながら手当を受けた。
先生「もう今月で10回以上は来てるんじゃない?いじめっ子達もどうしたものか...」
A「もう退学処分にしてやりましょうよ!!」
.....心配してくれてありがとうも言えない。
何も言えなくて周りに迷惑をかけている自分が嫌だ。
いっその事死んでしまえたら....
Aちゃんも先生もみんな嬉しいんじゃ.....
....やめだやめ。考えるのやめよう。家に帰って早く寝よう。
そしてボーっとしているうちに校門に着いていたみたいだ。
A「じゃあまた明日!早く怪我直してよ?w」
『.......!(コクリ)』
....すっかり遅くなって夕焼けどころかもう暗い。
自分の心と同じ暗闇が僕を不安にさせる。
...ぽつりぽつりと立っている街頭が温かい光を放っていて....
(なんだが落ち着くなぁ...)
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ガチャ
『.........(ただいま)』
...誰もいない。いつもの事だけどさ...
僕の親はとっくに病気で他界した。
もう7時だったから料理をする気がなくて、
そこらへんにあったレンチンを食べた。
....やっぱり寂しい....悲しい。辛い。
そんな悲痛な叫びも虚しく
ベッドに転がった途端
僕は眠りに落ちた。
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作者名:朱欄 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2022年7月10日 20時