黒板掃除〜ラビ（ちっこいからな） リクエスト！ ページ3
うぅ〜届かない…!
ただいま、黒板と決闘中。男子!遊びやがって!教室掃除で一番時間がかかる黒板は男子がやってくれた方が早いんですー。(結構力仕事…。)
黒板消しを両手で持ち、黒板の上の方が届かないのでひたすらジャンプ。
お願いだ!届け!…と、心の中でお願いをしていると黒板を消していた私の右手首を大きな手に掴まれた。…誰でしょうか？と振り返ると
『ラ、ラビ君？！』
そこには、いつものニカッとした笑顔を浮かべるラビ君が居た。…それにしても、近い。近すぎる。この顔と顔の距離は恋人が●●できちゃう距離であって…ようするに、誤解されてしまいます!!しかも、まだ手首掴まれたまんまだしっ!!
『ち、近いよ！手も離して！…ね？』
「A、顔真っ赤さ！やっぱり俺イケメン？！」
とか言いながら(自分で言うか…？ま、ラビ君だしね。)掴んでいない方の手で、私の右手の方の黒板消しを取り、私が届かない所をケシケシし始めた。
『…ラビ君、手伝ってくれるの？』
「まぁな。A、ちっこいのに頑張ってるなぁーと思って。」
消しながら面白そうな笑みを浮かべるラビ君に、私も隣りで消しながら喋る。
『…馬鹿にしてる？』
「してないさ！俺はちっこいの可愛いと思うさー。」
へらっと笑いながらそう言うラビ君。(絶対してるな。)…さらっと凄いこと言いますね。おかげで心臓がうるさいです。
『ま、ありがと。』
…ラビ君との会話も途絶えてしまい、どうしよっ？！と、頭の中をグルグルさせていると、後ろからニョキっと大きな影が伸びてきて、私の消していた黒板の上の方を消す黒板消し＆手があった。
…こ、これは。ラビ君だ…！！匂いでわかるっ！…ということは、それほど距離が近いわけでして、ラビ君が黒板消しを持っていない方の手でチョークを置くところに手をついて…それは、もう、黒板とラビ君で私を挟むようになっておりまして…。(一種の壁ドン？！)
「ほら、やっぱりちっこいから、ここ、届かないんさ。」
また私をいじってそういうけど、私は君の息が髪にかかってそれどころじゃありません!!
「よーし。終わり！」
ラビ君が離れていく…
「あれ？また真っ赤さ。ま、また手伝ってやるから呼ぶといいさー。」
頭の上に大きな手がのっかり、ワシャワシャと撫でられる。か、髪がっ…！
じゃーな。と、お得意のスマイルを見せてラビ君は帰っていった。
ラビ君の馬鹿っ!!(色々な意味でっ…！)
桜の薄桃色(二人だけの秘密の一時)→←勉強会（お前はまだ知らなくていい）
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ozだぁ〜 - もう、みんなかっこいいです！特に神田ユウ様っ！！また読み返します！ (2021年4月29日 13時) (
レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ホント久しぶりーー！！またよろしくねー(*´∀｀) (2017年3月6日 22時) (レス) id: 01d6e1d1a3 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 桐宮さん» 初めまして！遊びに来て頂けてとても嬉しく思います！！面白いって言ってくれるなんて！！涙が出てきた！笑 これから再開しようと思うのでよろしくです！！ (2016年12月28日 20時) (レス) id: d2295ce07c (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 鈴音さん» ひさしぶりー！！！！ずっと更新してなくてごめんー！！また再開しようと思うのでよろしくです！！ (2016年12月28日 20時) (レス) id: d2295ce07c (このIDを非表示/違反報告)
桐宮 - 初めまして☆ 続きあるんですね？あ、脅しじゃないですよ。これ面白いから、続き読みたいなー。なーんて思ったわけですよっ☆ 頑張って下さい! (2016年12月1日 2時) (レス) id: a7d473c89c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちろ | 作成日時：2015年3月18日 17時
