理由(お前だから) ページ18
今隣にいるのは、私の彼氏である神田くんだ。
神田くんとは、私が一目惚れしてしまい、あまり話さない仲なのに、友達に告れ！と言われ、逃げられない状況に至り、告れば、神田くんからイエスの返事がかえってきて、えっ？えっ？と信じられないくらい、奇跡的に付き合うことができた。
神田くんは、誰が見てもイケメンだ。しかも、何をやらせても完璧。イコール、モテる。そこら辺の女子が黙っている訳が無い。事実、私と付き合っている今でも、他の女の子たちから告白されているのは知っている。(本人は言わないけど、気、使ってるのかな？)
それに対して、私はごく普通の女子だ。《可も無ければ不可も無い》的な女の子。なぜ、私と付き合ってくれたのだろうか？？もっと、美人で取り柄のある、神田くんに似合う彼女はもっとたくさんいるじゃないか。
じゃぁ、なんで私と付き合ってるの？
私が告白した時期がちょうど、神田くんが彼女ほしいな。とか、思ってたから？友達が彼女できて、焦って、ちょうどいいタイミングで私に告白されたから？
あぁ！！だめだ！だめ！神田くんはそんな人じゃない！
けど…でも、なんで私と…？
｢…Aどうした？｣
『え？！あ、う、ううん。なんもないよ！』
目を細めてこっちを見る
｢…なんでもない奴がそんなに挙動不審になるわけねぇだろ｣
『…や、。っと、…』
｢で、なんだよ。｣
『えっとね…神田くん、なんで私と付き合ってくれてるのかなー？って思って…』
神田くんの眉間に皺がよる
『だって、私たち、付き合う前あんまり話さなかったし、仲がいいわけでもないし、私普通の女子だし…他に可愛い女子だって、いっぱい…』
すると、ハァと大きいため息をついて
｢俺は、見た目で選ばねぇよ。そもそも恋愛なんざ興味さえ無かった。｣
…ズバッといいますね。
｢…だが、お前が人が通るときに扉あけてたり、隣のやつが落とした物とか拾ってたり、そういう気づかいをしているお前を見ていくうちに、いつも目で追ってた。｣
目線が絡む
｢お前だから…俺は、Aの彼氏になりたいと思った。それだけだ。｣
急激に体温が上がるのがわかる。初めて聞いた。神田くんの本音。
｢…これでもまだ不安なら名前で呼べ。俺の彼女だろ？｣
(…ユウ)
(…なんだ)
(ありがと。)
(礼を言われるようなことはしてねぇよ。)
(大好き。)
(…あぁ。)
帰り道〜コムイ(明日、何曜日？) リクエスト！→←クリスマス(鈍感女)
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ozだぁ〜 - もう、みんなかっこいいです！特に神田ユウ様っ！！また読み返します！ (2021年4月29日 13時) (
レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ホント久しぶりーー！！またよろしくねー(*´∀｀) (2017年3月6日 22時) (レス) id: 01d6e1d1a3 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 桐宮さん» 初めまして！遊びに来て頂けてとても嬉しく思います！！面白いって言ってくれるなんて！！涙が出てきた！笑 これから再開しようと思うのでよろしくです！！ (2016年12月28日 20時) (レス) id: d2295ce07c (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 鈴音さん» ひさしぶりー！！！！ずっと更新してなくてごめんー！！また再開しようと思うのでよろしくです！！ (2016年12月28日 20時) (レス) id: d2295ce07c (このIDを非表示/違反報告)
桐宮 - 初めまして☆ 続きあるんですね？あ、脅しじゃないですよ。これ面白いから、続き読みたいなー。なーんて思ったわけですよっ☆ 頑張って下さい! (2016年12月1日 2時) (レス) id: a7d473c89c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちろ | 作成日時：2015年3月18日 17時
