少女と薔薇と蝙蝠さん〜プロローグ〜 (ページ5)

今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:10,557 hit

4 ページ5

一瞬、浮遊感に襲われ目を開けると
見慣れた場所にいた。

『ここ…ホグワーツの校長室…？」

部屋を見渡していると部屋の奥から
ダンブルドアが出てきた。

ダ「おや、可愛いお客さんが来られたのう。
　シビルの予言通りじゃな。
　名は何というのじゃ？」

『A・××です。』

ダ「××とは驚きじゃ…。
　 A、わしとホグワーツの教師達は
　シビルから
　「未来を知り、我らの世界を救う者
　どこからともなく現れるであろう」
　という予言を聞いていたからの、
　生活に関する心配はしなくても大丈夫じゃよ
　だが、君はまだ10歳のようじゃ。
　 11歳ならばホグワーツの寮に
　入れるのじゃが…。
　どうしたものかのう…。」

コンコン

『ダンブルドア先生、お客様ですか？』

ダ「いや、ミネルバとセブルスじゃろう。
　その辺に隠れておきなさい。」

『…隠れる？』

ダ「2人を驚かせようと思っての。
　では、良いか？
　入りなさい。」

ダンブルドアは扉に向かって声をかけた。

マ「アルバス、予言の子が来たと
　いうのは本当ですか？」

ダ「あぁ、本当じゃよ。」

マ「で、その子はどこに？」

ダ「そう急ぐでない。
　ほら、A出てきなさい」

私が物陰から出ると
そこには、最愛の推しと…
目をキラッキラに輝かせたミネルバがいた。

『初めまして
　A・××です。」

私は9割ニヤケで作られた
満面の笑みで挨拶をした