少女と薔薇と蝙蝠さん〜プロローグ〜 (ページ14)

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セ「ﾁｯ
　我輩は地下に用があったから
　ついでに貴様をつれて来ただけだ。
　間違っても迎えに行きたくて
　迎えに行った、などと思わない事だ。」

『分かりました。
　でも、一つ良いですか？
　私は“貴様”じゃありません！！
　ちゃんと名前があります！！』

セ「そんな事は知っている。
　それがどうしたと言うのだ。」

『だから、、
　ちゃんと名前で呼んでくださいって事です！』

セ「何故、貴様を名前で
　呼ばなければならんのだ。」

『ミネルバは“ミネルバ”じゃないですか！』

セ「ミネルバは同じ教員という立場だからだ。
　だが、貴様は来年から生徒であろう。」

『でも、まだ生徒じゃないです！！』

セ「ﾁｯ
　貴様、屁理屈をいうでない！
　大体…」

ア「これ2人とも、そうムキになるでないぞ。
　セブルス、大人気ない事をするでない。
　それに珍しく、
　お主を好いてくれておるのじゃ。
　仲良くしなさい。」

『おじいちゃん、ごめんなさいm( ,_、)m』

ア「なぁに、良いのじゃよ。
　仲良くしようとするのは良い事じゃ。」
　
セ「では、我輩は失礼致します。」

狸ジジイめ、
あの小娘を甘やかしやがって…。
そう思いながら、セブルスは
大広間を出て、地下への階段を降りて行った。

一方、残されたAたちは…

『ミネルバ〜、おじいちゃ〜ん、、
　どうすれば教授に“貴様”って
　呼ばれなくなると思いますか？』

ア「ほっほっほ
　 Aは本当にセブルスが大好きじゃな♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
　そうじゃの〜…、、
　 “スネイプ教授”だと
　少し距離があるからの〜、、
　 “セブルス教授”はどうかの？
　まぁ、そう呼んで何か言われたら
　わしに“そう呼ぶと良い”と言われた、とか
　何とか言えば大丈夫じゃろう。」

『うん！そうしてみる！
　ありがとう、おじいちゃん！
　じゃあ、2人ともまた明日！』

ア「うむ、またの」

ミ「おやすみなさい、A」

そっか〜
セブルス教授かぁ〜
…、、んふふ〜♡
明日早速呼んでみよ〜♡