北山さんとyummy!な関係

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「ニカあんまでかい声出すなって。Aちゃんびっくりしてんじゃん」









「えっ、ごめんね！びっくりしちゃった？」








「え、いや大丈夫ですっ」






私が慌ててそう言うと






「Aちゃん、久しぶり。元気してた？」







ってふわっと笑って言った宏光さん








その笑顔が前見た時と変わってなくて








「はいっ！元気です」








ドキドキしながらそう答えた









すると急に私たちのやりとりを見てた

宏光さんのお友達が









「今からミツと夜ご飯食べに行くんだけど、Aちゃんも一緒にどう？」








「えっ…」







行きたいけど、迷惑じゃないのかな







って思って答えに困ってると









「お前なに勝手に誘ってんだよ、Aちゃん困ってんじゃん」







って宏光さんがお友達に強めの口調で言った








「でもミツはAちゃんに来て欲しいでしょ？」







負けじと言い返すお友達の言葉に








「えっ、まぁ…うん」







私をちらっと見てそう言った宏光さん








「よしっ、じゃあ決まりね！」








「えっ、ちょ…」









はいはい、レッツゴーって言いながら

そのお友達さんに背中を押されて



3人でご飯を食べにお店に向かった









連れられて来たお店に入ると





お肉の焼けてる匂いがぶわっと香ってきた









焼肉屋さんだ！



お肉が大好きな私は心の中でガッツポーズした









「焼肉とか、かなりがっつりだけど大丈夫？」








って宏光さんが心配してくれたけど








「はいっ！お肉大好きなんで全然問題ないです！」









久しぶりに


がっつりお肉が食べれる事が嬉しくて


そう即答すると






「なら良かった」








そう言ってふわっと宏光さんが微笑んだ









席に着いて








「Aちゃん、なんか食べたいものある？」







って宏光さんに聞かれたから








「いや、お2人にお任せしますっ」







って答えると


2人があーでもないこーでもないって


少し話し合って色々頼んでくれた







「俺らビールにするけどAちゃん、何飲む？」







「あっ、私もビールで大丈夫です」








「ん、りょーかい」








少しして3人分のビールが運ばれてきた







乾杯ってお互いにグラスをぶつけて






冷えたビールを一気に体に流し込んだ

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