烏野高校には中学生がいるらしい【ハイキュー】

中学生33 ページ33

練習している烏野メンバーさん。

中途半端に寝たから、スポドリを作ってる最中から欠伸が止まらない。

失礼だと思いつつ、欠伸をまたひとつ。キョロキョロと回りをみて、目当てのプリン頭、研磨を発見。

「研磨〜」

「あ、A」

研磨に声を掛けると、驚いたけどすぐに返事をくれた。言いにくいんだけどと前置きをいれて話す

「あのさ、ラインのIDもらったじゃん」

首をかしげた研磨に少しシワのついた紙を見せると頷く研磨

「せっかくもらったけど、スマホ持ってなくて……連絡できなかったんだ。ごめんね？」

「ううん、いいよ。スマホあるか確認もしないで渡したおれも悪かったから」

納得したように話す研磨に、申し訳ないことをしたな、と思う

ピピーッと笛の音が聞こえ、横目で見ていた試合が終了。結果は、烏野の負け。大地さんの声と共に今日何度目かわからないフライングを開始すると……

重たいドアの開く音。

それは、日向さんと影山さんの到着を知らせる音

中学生34→←中学生32

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す