お悩み相談☆ ページ45
分かっていた事でも
人からハッキリと言われると
辛いものだった。
A)「で、ですよねぇ〜…」
士)「そこで めげないのがAだと
思っていたけどな?」
ハッとして、顔を上げると
士門君が柔らかく微笑んだ
士)「何もせず、待つだけで期限が来るよりも
試行錯誤して迎えた期限の方が良いとは思わないか？」
A)「そう…だよね！！
ありがとう！！士門君っ！！！」
私は、きっと誰かに背中を押して貰いたかったんだ
背中を押してくれた事が嬉しくて
思わず手を取ってお礼を伝えた
士)「はぁ…やっぱり俺じゃ敵わないな」
少し真剣な声でそう言うと
額を指で弾かれた
士)「俺は、いつでも味方だからな。
気持ちは叶わなくても、応援くらいはする」
A)「ありがとう…っ！！」
士門君の優しさに涙が出そうになる
士)「な、泣くなよ？！
まだ完全には諦めて無いから、隙あらば
俺は攻めるぞ？！」
本気なのか冗談なのか分からない言葉に
少し戸惑いながら聞き返す
A)「じゃあ、士門君が今の私の立場ならどうする？！」
士)「…。玄関で仁王立ちで待つ」
A)「それ、ちょっと怖くない？！」
士)「そ、そうなのか！？」
A)「あはは！…うん、でもやってみる！！
ありがとう！士門君と話したら
凄いスッキリしたかもっ！！」
士)「やっと、笑ったな？」
士門君は そう言うと
私の頭を優しく撫でた
A)「あの…恥ずかしい…」
無意識だったのか、
急に慌てて立ち上がり
思い切り後退って行く
士)「すまん！！つ、つい！！じゃあ、お邪魔しましたっ！！」
そして、そのまま凄い勢いで
帰って行った。。。
・
・
・
そして、私は夕食を食べずに
2人分テーブルに乗せ、お風呂だけ入って
玄関で待って居た。
初めは正座で待って居たが、
待てど暮らせど帰って来る気配が無く
気付けば足の感覚が無い程痺れていた。。。
そんなこんなで
気が付けば日付も変わり、意識が途切れ途切れに
なっていく。。。
…ガチャ
勘)「…！？」
勘)「…た、ただいま…ス
…？寝てるんスか？…おーい？」
夢の中で一番会いたい人に
呼ばれている気がして
とても心地良い気持ちになっていた。
勘)「まさか、ここで待たれてるとは
予想外っスねぇ…
風邪引くスよ〜？」
そう言って体が浮かんだ感覚に驚いて
目が覚める。
目を開けると、抱き抱え様とした
勘久郎さんと息がかかる距離で目がバッチリと
合うのだった。
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ルリア - Blue♪さんのイラスト大好きです！毎回楽しみにしています！ (2018年8月28日 18時) (
レス) id: c9ed3a344b (このIDを非表示/違反報告)
白糖 - 横入りすいません！！めっちゃ作品面白いです！色々大変だと思うんで、更新、焦らず、無理せず頑張って下さい！ (2018年4月25日 17時) (レス) id: 256f208bca (このIDを非表示/違反報告)
十夜 - Blue♪さんの言う通りだと思います。その予測が当たっていないにしても、誰でも見れるところに書くのは、あくまで私ですが、ダメだと思います。 (2017年10月29日 0時) (レス) id: 8fd261922c (このIDを非表示/違反報告)
Blue♪(プロフ) - ミントさん» いえ、その予定ではありませんでした…私は良いんですけど、コメントで予測はあまり良い物では無いような気もします！ (2017年10月26日 17時) (レス) id: 40011dc059 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 苦笑。ケガレ落ちの術の使い手なんて極端に限られているのに生成登場…あれですか。レゾナンスで布瑠の言やって人間に戻すための前振りでしょうか。にしてもケガレは現ではすぐに陽の気で灰になるってアニメでも原作でも共通なのに本土のケガレ風情が長く現に居残って (2017年10月26日 5時) (レス) id: a9bb136f04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Blue♪ | 作成日時：2017年7月6日 16時
