新たな双星？☆2★

期待と現実☆ ページ2

採寸を終え試着をしてみる。

勘)「着れたスか？」

A)「え、あ、ちょっと待ってくだ…」

シャーーっ

勘)「…！…こりゃ何と言うか…」

一度全身を見ると目線を外す勘久郎さん。
それもそのはず、
胸はキツキツでスカートには大胆なスリットが入っていて生足が全開。。。
何で こんなピッタリサイズなのっ？！

勘)「そう言やぁ、皆そんなもんスよ？
狩衣姿で会う事のが多いんで意識して無かったスけど…」

勘)「こーゆーのはどースか？」

勘久郎さんが手にしているのはスカートだった。

勘)「で、その下に コレ履くとか」

A)「はいっ！それにしますっ！！」

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結局試着した物とは違う物を数枚購入し
ちょっとしたショッピング気分で
初めての狩衣を手にすると
早くトレーニングがしたくてウズウズしていた。

勘)「わー…手に取る様に考えてる事丸分かりスねぇー」

A)「そうですか？じゃあ何でしょう？」

勘)「早く帰って実践したい。でしょ？」

A)「…当たりです！本当だ！！
…あ！アレは何ですか？？」

勘)「ん？…あぁ、霊符スねぇ」

A)「アレって私にも書けますか？」

勘)「…まぁ、今の呪力なら問題無いスけど」

勘)「…はぁ。…はいはい、分かったから
そのキラキラした目で見ないで欲しいス」

A)「わーいっ！ありがとうございます！」

勘)「…うーん。最近、僕の扱い上手くないスか？」

A)「へ？何がですか？？」

勘)「…無意識より怖いもんは無いスよね」

・
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家に戻り 途中で買った軽食を食べてから
地下へ向かう。
新品の狩衣に手を通すと
力が湧いてくる気がしてくる。

勘)「で、どーしまス？折角それ着たから
呪装でも やってみまス？」

A)「…はいっ！」

勘)「んじゃ、まず この霊符を用意して…はい」

A)「防…？」

勘)「そうス。…って、そこからだったスねぇー
まず呪装って言うのが…」

勘久郎さんは呪装と言う物に種類がある事。
複数の呪装が個人の力量によって付けられる事を
教えてくれた。

勘)「…てな感じスかね。
で、何度も言ってるんスけど

Aが実践に出る事は まず無いし、禍野へ行ったとして確実に実力不足。

いくら攻撃系の呪装や戦略を覚えたとしても全くの無意味ス。

…まぁ、今の時点で全く意味は無いんスけどね」


勘久郎さんが前から私が陰陽師の勉強をするのをよく思って居ないのは分かって居たけど
自分でも よく分からない程 陰陽師に惹かれているのだった。

未だ見ぬ未来☆→←ご挨拶♪

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