2*Ki ページ2
「ねぇ藤ヶ谷、俺、もういらないかな…?」
なんて誰もいない廊下で呟いても返事は帰ってこない
藤ヶ谷たちが来ちゃう前に帰ろう。
そう思い歩き出したときポケットの中で携帯が震える
メールだ…
(今日も渉とご飯行ってくる。 by藤ヶ谷)
わかってるよ…
さっき聞こえてたから
でもごめんね、
(わかった!楽しんでこいよ!)
っていつもなら返せる言葉も今は無理みたい
溢れそうになる涙を必死に堪えていると
「…みつ?」
急に呼ばれて反射的に振り返ると
「たま…」
T「立ち止まってどうしたの?帰らないの?」
「わりぃ、ちょっと考え事!」
俺、ちゃんと笑えてるかな…
T「みつ…、ちょっと来て!」
「えっ!?ちょっとたま…」
有無を言わさず玉に腕を引かれてどこかへ連れて行かれる
着いた場所は人気のない非常階段
「たま、どうしたの?」
T「どうしたのはみつの方でしょ?
大丈夫?何かあったの?」
「なんにも…ないよ?」
玉は勘が鋭くて、
堪えきれなくなっちゃいそうで困る
T「そんな訳ないでしょ?
みつの事だもん、見たら分かるよ、」
「…たま」
T「話してみて?
俺でよかったら聞くから」
、
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作者名:みっつん | 作成日時:2017年1月10日 8時