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次の朝
微かな期待を寄せて電車に乗る
期待は裏切らない。
他とは違うオーラを出した彼
ほのかな香水の香りが私の心をより一層刺激する
「あ、北斗おはよう、、」
なんて昨日とは違った声色の彼
「おはよう京本」
京本 彼の名字だろう。
脳内メモメモ、、っと。
それにしても友達(?)の方もイケメンだなあ、なんて見惚れていると
「ん？」
不思議そうに微笑んだ"京本さん"の目が私の視界を埋め尽くす
これってさ
目
合ってるよね
やばいそらさなきゃ、なんて頭の中では分かってても彼がそうさせない。
惹かれて、惹かれて、惹かれていく。
'ピーッ'
ホイッスルが鳴る。出発の合図だ。
『らぶ、、、とれいん、、、、、』
"love train"
7時51分発の電車
勝手にそう名付けた。
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作者名：美海 | 作成日時：2020年1月23日 20時
