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ご ページ5
…
大倉くんに告白されてから数日。
大倉くんは意外にも普通に接してくれて。
最近は章ちゃんよりも、大倉くんとばっかり喋ってるなー、なんて。
そんな私があんなことに巻き込まれるなんて、
この時は思ってもいなかった。
·
ある日の放課後、
私はこの日、用事があって一人で教室に残っていた。
「ふー…やっと終わった…
真優に遅いぞって怒られちゃうかな…笑」
さっさと荷物をまとめて、
席を立つと同時に教室の扉が開いた。
「…あれ…生徒会長…？」
扉の前には、隣のクラスの生徒会長こと、田中くんがいた。
「どうしたの…？私に何か用でも…？」
田中くんはずかずかと私に近づいてくる。
「た、田中くん…？…んっ…！」
急に唇を塞がれた。
「ん、！田中…く…！」
田中くんの胸元を強く押すけど、男子の力に勝てるはずもない。
いやっ…好きでもない人とキスするなんて…！
やっと唇が離れたと思ったら、田中くんは何かブツブツと呟いている。
田「…ごめん…！！橘さん…！でも…こうしないと…！」
そしてまた、唇を塞がれる。
無理やり舌をねじ込ませて。
「…んぁ…や……ん…」
章ちゃん…助けて…
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作者名：おもち | 作成日時：2017年9月17日 13時
