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緊張しつつも、華金に飲める、ということもあり、足早に連絡してもらったお店へ急いだ。移動しながら冷静さも取り戻し、落ち着いて考えてみると、私がなるせさんと連絡を取って待ち合わせしてるなんて、夢か?と思う内容だ。
遂にお店へ到着し、案内された席へ行くと、やっぱりいた3人。
まあ、この御三方に呼んでいただいたのだから、いるのは当たり前なのですが、やっぱり現実味がない。
遅くなってすいません、と挨拶をすると、めいちゃんに座れと言われた場所はなんと、なるせさんの隣。
扉が開いた瞬間、空いていたから、まさかとは思っていたが・・・
今日、私の運を全て使い果たしてしまうのだろうか・・・?
言われるがままになるせさんのお隣に座らせていただくが・・・落ち着かなーいww
まあ、この状況でどこに座ろうが落ち着かないのだろうが、なかなかに落ち着かない席になってしまった。
個室のため若干席が狭く、めいちゃんとあらきさんはほぼ肩が触れていた。
私側もそれはそうなのだが、幾分余裕があり、肩が触れることはないが、それでも近いんだな、と存在感を感じずにはいられなかった。
あれ。私大丈夫?変態チックでない??w
自制をしないといけないな、と改めて気持ちを引き締めたところで、飲み物が届いたので、乾杯をした。ヤバい。こんな推しの方々と乾杯してるなんて・・・ほんとに生きててよかった・・・
しかも、仕事終わりのビール最高だ・・・
n「山田さん」
『はい!』
n「Aさんって呼んでいいですか?」
・・・・・・推しに名前を認知されてる。感無量で言葉に出来ずにいると、向かいのお2人はキョトンとした顔でこちらを見ていた。
『あ、全然ご自由に!』
n「あざっす」
m「な〜んかなるせくん今日珍しくなぁーい?」
n「は?うるせっ」
m「きゃー!こわーい!!www」
なんてめいちゃんの絡みにいつものようにあしらうなるせさん・・・普段もこんな感じなんだ^^
a「めーいちゃん、もう酔っ払ってますねw」
n「んね!ガチめんどくせーw」
そうこう言いながらも仲良いんだなーという感じは伝わってきて、なんだかほっこりした。
n「ね、Aさんのことおしえて」
『えぇ、私ですか?例えば??』
n「んー、なんでおれたちのこと知ってるの?」
『おぉー、それは深いですねぇ』
と私が唸ると、はっはっはっ^^といつもの笑い声が返ってきた。
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作者名:カニカニハンマー | 作成日時:2022年6月13日 22時