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6話 準備してるわけない ページ7

帰り道








A「なんか新城くんって可愛いよねー!

弟っていうか小動物…?

長瀬さえいなきゃあの班は完璧だったわ。

これ真面目な話ね。」





亜里沙「あはは…それ新城くんに対して

地味に失礼だよね。」







A「え?最高の褒め言葉のつもりだよ?

男子っぽくないし私より身長低くて可愛いし

……私より女子力高そうだし。」





亜里沙「最後の一言には触れないでおくね。

でもAが男の子のこと良く言うのは

初めてじゃない?いつも文句ばっかり。」






A「うん。男子について口を開けば

文句しかでてこない自信あるから。」






亜里沙「ドヤ顔やめて蹴りとばすよ。」







とかいいつつすでに私の美脚さんが

蹴られましたね痛いです亜里沙さん。









A「あーっそういや郊外学習来週じゃん?

荷物とかって準備した?」






亜里沙「あったりまえでしょ。…してない。」








A「安心しろ私も仲間だ。」







っていうかいく場所すら覚えてないんですが

それは黙っとこう言ったらマジもんのバカを

見つけたって目で見られる。








亜里沙「っていうか明日に班の役割とか

部屋割りするんだからまだ準備してなくても

わんちゃんセーフなのでは」







A「普通にアウトですね亜里沙さん。」

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作者名:カニの缶詰め | 作成日時:2017年7月22日 23時

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