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5話 敬語で話したい人? ページ6

放課後 帰りの準備中





A「ねえ。新城くん頭いいってホント?」





長瀬からさっき話の流れで聞いた話。


新城くんは頭がいいって言ってたから
長瀬の情報が本当かどうか確認です。





新城「え。いやそんなことないですよ。」







A「ホント?5教科何点くらい?」






新城「400点くらいですかね。」





A「へー。頭いいんだね。」





長瀬情報があってるなんて奇跡に等しいですね

明日は雪が降るだろう。






新城「天宮さんは何点くらいですか…?」





A「私?私は440点くらいかな。」





新城「天宮さんの方が頭いいじゃないですか」





A「そんなに変わんないよ。」




新城「えっ40点差は結構ありますよ!?」




A「そうかな。

あのさ、新城くんって敬語で話したい人?」





新城「えっ別にそんなことないですよ?」





A「なんか新城くんが敬語だから

私も敬語の方がいいかなって思ったから。」





新城「敬語じゃなくても喋れます…

あっ敬語じゃなくても喋れるよ。」






A「そっか。なら良かった。

なんか壁作られてるのかなぁって思って。」





新城「えっそんなことないよ。

ちょっと緊張してるだけで…。」






A「なんか知らずのうちに気を使わせ

ちゃった?ごめんね。」





新城「ううん。全然そんなことないよ。」






基本男子には冷たいのですが

新城くんは女子っぽいのでそれなりの扱いを

無意識にするAであった。

6話 準備してるわけない→←4話 あの二人って。



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作者名:カニの缶詰め | 作成日時:2017年7月22日 23時

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