真珠百二十六粒 ページ47
*
ベルの部屋
私は恐る恐る部屋の中に入った。
貴「なっ........！」
私が目にした光景に思わず驚きの声を漏らした。目を見開き奴を見る。
ベットの上で死んだように眠り、医療班に治療されたのだろう。脚や至るところに包帯か巻かれていた。
開いた口が塞がらないとはこの事だろうかポカンと口を開いたままになっていた。
貴「べるが、まけ.....」
否負けていない。証拠として奴の手にはキツく嵐の、ボンゴレリングが握り締められていた。
なるほど、ここまでやられたが勝ったのか流石、王子だな.......。
まぁ、褒めてやらんこともない
貴「おかえり........」
私はそう告げた。
戻るのも面倒だったのでベルのベットに潜り込んでコイツの体温を感じながら二度目の眠りについた。
*
朝。
私は目が覚めて隣を見る。ベルの奴は珍しく早起きらしい隣にはいなくなっていた。
目元を擦りなが欠伸を一つ。
..........眠い。
全くと言って頭が回らない。あークソ、クソ眠い。このまま寝てやろーか....。
そう思っていたら微かな足音。松葉杖で突く音も聞こえる。
扉がノック無しで開いた。
ひゃぁぁんん！乙女の部屋(正確にはベルの部屋)を無断で入るなんてこの変体！おーそーわーれーるー((棒読み。←
何て寝惚けながら思う。
松葉杖を片手で支えて空いている手にはティーセットを乗せたトレー。
べ「なに？おーじのこと心配だった？うしし」
貴「ふん、べ、べつに、しんぱいなんか.....」
口をゴニョゴニョさせながらそう言ってやっる。奴は面白い玩具を見たように独特な笑い方で笑っていた。
そっぽを向いて頬を膨らませた。ふーんだ、そんなんじゃこのA様は怖じけないからな！！この前髪を切り忘れた王子め！！
べ「ほら」
貴「お......。」
ティーカップを渡された。するとレモンの良い匂いがする。そうそれはレモンティーだった。
私はそれを一口呑む。口の中に広がるレモンティーの風味高い味わいと香りが弾けるようでとても旨かった。
べ「しししっ王子すごくね？起きたらリング持ってたの♪」
貴「........そうか。おめでと」
奴と雑談しながらまた一口レモンティーを呑んだのだった。
Xanxus, Buon compleanno→←真珠百二十五粒
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ミルク(プロフ) - 赤い桜模様の猫さん» 続き、ちょー頑張ります！！！オチはですね、作者も考えて考えて......！！！実はあの子にしようかなぁ、何て考えてますが御相手はまだ内緒なのです((笑。もう、ありがとうございますぅぅううううううう！！！！！！ (2016年11月13日 21時) (
レス) id: 179198f090 (このIDを非表示/違反報告)
赤い桜模様の猫 - 続きぃぃぃい！読ませてぇぇぇえ！骸オチも良いですし、ベルやザンザスさん、スクアーロさんでもいいですよね!? (2016年11月13日 20時) (レス) id: a5b6dd89c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 隣空さん» 返信遅くなってしまいスミマセン！！そんな風に思って頂けて作者は嬉しいです((笑。ありがとうございます！！！(*´ω｀*) (2016年10月19日 11時) (レス) id: 179198f090 (このIDを非表示/違反報告)
隣空 - 絵・・・上手すぎます！(羨ましい(´･ω･`) (2016年10月17日 19時) (レス) id: fee68558fe (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - #流月さん» 嬉しいお言葉に私はっ！私はっ！嬉しさに発狂しそうなのです！！！こちらこそ本当にありがとうごさいます！！！！更新頑張らさせて頂きます！！ (2016年9月25日 10時) (レス) id: 179198f090 (このIDを非表示/違反報告)
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