【リボーン】少女の涙は真珠

真珠十五粒 ページ17

この男は私を利用するつもりなのだろう

良く見れば、机の端には私の実験データがあった。見たなコイツら。


私は心の中でため息を吐き、目の前に居る赤目の男とロン毛の男を見る。



このロン毛、見たことがあるぞ。

何処で見たっけ･････




んんー？






あ、思い出した
私を助けた奴の一人だ。


赤目の男「てめぇの資料を見た。てめぇには利用価値がある。俺の下につけ」


貴「･･････ぷいっ))」



私はそっぽを向いてやった。

こんのぉ････金持ち俺様め････っ！←
何だよこいつ、コレが人にものを頼む態度か？これだから俺様は･････←



赤目の男「イラァ････」


ロン毛「うﾞぉﾞ････((汗」



赤目の男は頭に血管を浮かべいる。おぉ。怖い怖い。怖くて夜中にトイレに行けないじゃないですかー((棒読み←


ロン毛の奴はどうやら焦っているようだ。


いつか、このロン毛は高血圧で倒れるぞ。確実にな。



ロン毛「あﾞー･･何か喋ったらどうだぁ？」



喋る、か････。



貴「･････くいっ))」




私は人差し指を動かした。そしたら白い紙が浮きペンも浮いた。

男達は物珍しそうに私を見た。私はペンを持ち紙に文字を書いていく



そして紙の文字を見せた。








　






　






　




　




　





　






《Non è possibile parlare .》






喋ることが出来ない。

私はただただ、その紙を見せ付けただけだった。

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