監獄学校1

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その日の夜


ももとはるのライン


もも『今日ごめんね。私が悪いのにはるまで怒られちゃって。』


はる『私も未遂だったから。もも大丈夫？すっごい泣かされてたじゃん。』


もも『一ノ瀬ほんとに怖かった。まだ痛いもん。』


はる『痛い？もも何されたの？』


もも『え？はるはされないの？お仕置き。』


はる『お仕置き？一ノ瀬さんの噂本当だったんだ。』


もも『噂？』


はる『刑務官の躾の方法は殺さなかったら何でも許されてるの。ほら、たまに男子が顔腫らしてる時あるじゃん？そこはたぶん殴られてるんだろうし。』


もも『そーなの？はるは何されるの？』


はる『うちはお説教とか掃除やらされるとか。矢野が女の子には手を出したくないんだって。でもほんとにキレたら何するか分からないよって脅されてる。今日は私がいっぱい言い訳しちゃったから怒鳴られたけど。』


もも『いいなー。私なんてお尻叩かれるんだよ？たまにビンタされるし。今日はガラス弁償するから1週間はおやつ抜きって言われたし。』


はる『ももは子供だもんねーそんなもんだよ。』


もも『子供じゃないもん！』


はる『まぁ酷いところはほんとに酷いからまだましだと思ってたら？』


もも『えー。酷い方だよ、うちは。』


はる『それはそうだね。笑笑』




終了

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