愛を見つけて【NJ】 (ページ8)

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NJside

NJ｢流石に無理があるだろ…」

俺はドラマの中にいるわけでもないし、契約結婚ならぬ契約婚約をしていることがバレたら､世間的にただで済む人間じゃない

HS｢知り合いよりも良くない?お前のペンだったわけでもないし」

NJ｢なんか棘のある言い方だな。それ｡」

HS｢慈悲をかけてやってよAに」

確かに彼女、気の毒ではあるけど

HS｢さっき俺が言った期間限定!でいいからさ」

NJ｢なんでお前はそんなに乗り気なんだ?」

HS｢ドラマみたいじゃん」

理由､それだけなんだな…

NJ｢悪いけど結婚はごめんだ」

HS｢意外といい子だよ?Aは」

でも本当に妹のために早く決めてあげたい気もする

いっその事顔合わせに行って独身主義なだけなんです!って言うか?

いや、そっちの方がやばい奴な気がする

……うーん

HS｢ナムジュナ?」

NJ｢もし、その方がいいなら｡」

苦渋の決断だ

　
NJ｢その方が話に乗ってくださるなら､俺は一時的でいい。婚約者のふりをする｡」

HS｢マジかよ!Aに連絡してみよ!」

いや、勢いで言ったもののやっぱり不安になって来たな

まず俺は彼女の事を何も知らない

知ってるのは、名前と顔と…今かわいそうなほど金欠ってことか…?

彼女は俺を知ったらどうなる?

NJ｢俺の名前は先に出さないでくれよ?断られるかもしれないから」

HS｢大丈夫!きっと名前出しても誰か分かんないと思う!」

だから直球で言うの止めてくれって…

HS｢あれ?ナムジュナ、傷ついちゃった?」