愛を見つけて【NJ】 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:52,075 hit

5 ページ5

『で誰なの?そのお友達って』

危ない危ない、誰だか聞いてないのに首を縦に振りそうになった

HS｢Aも知ってる人｡一回会ったこともある」

『一回、じゃ覚えてないかもなあ』

HS｢そんなはずないって!キムナムジュンだよ!キムナムジュン!」

『ん?キムミョンジュン?』

HS｢本当に分かんないのかよ。それダンススクールの奴だろ、キムナムジュンだよ!防弾少年団のリーダー!RM!」

『RM…………』

リーダー

BTS

ラップモンスター

キムナムジュン…

は?

『は?』

HS｢ナムジュニと期間限定で婚約者のふりしてくれないかって事!」

……。

……………。

『……………ごめん。無理だわ』

HS｢いやいや!OKの間だっただろ!今は!」

どこが!

『ていうか会ったことある?私、ナムジュンさんに』

HS｢あるよ!一回コンサート来てくれたときに差し入れだって言って料理作って持ってきてくれただろ」

『ああ、昔にあったような』

HS｢ヤー記憶無いの?バカなの?」

『それ、本当にナムジュンさんがお願いした?』

HS｢ああ。言ってたよ、Aでいいって」

『私“で“? “で“って言ったの?』

HS｢あーもう!そうだってば!」

『OKしたの?ナムジュンさんが?てか私に彼氏いないってなんで分かったのよ!』

HS｢そうだよ!どうせいないだろうと思って言ってやったよ!」

『何それ!失礼!私だって自分で彼氏つくるぐらいできるわよ!』

HS｢じゃあなんで今いねえの」

『……｡』

HS｢……いい?Aはナムジュンと一緒にいて、ご飯を作るだけでもいい｡あとは必要なところで婚約者のふりをするだけ。それだけでお金の心配をすることもないし家を心配する事もない｡」

『うん。分かった。悪いけど、無理｡』

HS｢ヤー…ここまで言ってもか?じゃあ今までは何だったんだ?ナムジュニはお前にお願いしたいって言ってんだよ､別にお前じゃなくたっていいんだよ、だけど今の状況を話したら頷いてくれたってわけだ」

『でも､やっぱりナムジュンさんも…………

え、何その顔…怖いんだけど｡』

やば、トリガー引いちゃった?

サングラスしてるから真顔で余計怖いんですけど