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NJ「じゃあこの紙に書いていきましょうか」






夕食後、一枚の紙に向き合って座る





今、私達は二人で生活をする上でのルールを決めている





1、互いの行動にあまり干渉しないこと




恋人でもないし、知り合いなわけだから
束縛する必要はないと思う














2、必要以上のスキンシップ禁止




まあ、これは当たり前というか…


一応書いておいた





『あれ?こんなもんですかね?』



NJ「思った以上に少ないもんですね」





『まあ、増えたらその都度付け足しましょう!何か他にありますか?』








NJ「あ、妹の顔合わせの後、もしかしたら僕の家にAさんを呼ばなければならなくなるかもしれないです」


『はい、分かりました。』



NJ「そちらは大丈夫ですか?」



うちの家庭って事?





『うちは…その両親には何も言っていないんです。本当はこの暮らしが始まる前に言うつもりだったんですけど、そうすると絶対に会いたがると思うんですよ。でもお相手がナムジュンさんとなると、その…』







NJ「厄介になりますよね、話が」



大丈夫ですよ、分かりましたと笑顔で言ってくれたナムジュンさん






相手が世界的な人だとなると話がややこしくなってしまう




しかも、いつかはこの生活も終わると考えると、その後が更に大変になってしまうのではと思ったから






NJ「では、期間は僕の家でAさんを紹介し、て少し時間がたった後に終わり、でいいですかね?」





『そうですね、会ったあとすぐだと怪しまれるかもしれないので』



私もそれまでに仕事探しておかなきゃ





NJ「じゃあそろそろお風呂の準備しますね」






ナムジュンさんが私と自分のコップをシンクに持っていってくれた





ガンッガン……ガゴン










2つのグラスを持ったまま水を流そうと横着をするからシンクにグラスが落ちた音がする






それを気にせずコップを洗い始める彼を見て、私は早速ルールの3つ目を書いた

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作者名:こここみ | 作成日時:2022年11月3日 12時

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