The Shade Japan ～我らの挑戦～ second【イナオリ】【シェイドジャパン】 (ページ32)

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試合を観ていると（春夏秋冬霜月）ページ32

俺は、あのあと……アゲハの友達と別れ、俺はもとにいた場所に戻る。さすがにユーリはいなかった。

｢やり直そう……か｣

それはそう呟きながら試合を観ている。試合を観ていると……ロシアに居た頃を思い出してしまう。

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ユーリ｢霜月！試合を見に行くんだが一緒にどうだ？｣

ユーリ｢……お前を手放したりしないから｣

ユーリ｢霜月、大丈夫。俺がいる……だから、泣くなよ｣

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霜月｢………っ……｣

あんなこと言っておいて……なんで……なんで……
別れようなんて言ったんだよ……なんでだよ……

日暮｢……どうしたんだぃ？霜月｣

｢！？日暮………別に何でもねぇよ｣

日暮｢何でもないはずないさ…悲しそうな顔してるよ？｣

｢……っ……｣

やっぱり、日暮には敵わねぇな……

俺はそう思いながら、苦笑してしまった

日暮「……元カレのことかい？」

霜月｢……やっぱり、お前には敵わねぇな。あぁそうだよ……元カレのことだ……まさかロシア代表なんてねぇ……｣

俺はそうぼやいた。

やり直そうとするユーリの心……俺はそう簡単には届いたりはしない