甘えていんだって。〜 俺足 〜

北山宏光ver11 ページ12

北山side

「…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ」

寝ててもたまに聞こえてくる咳。

しかも無理に止めようとしたりしてる。

俺に気を使わなくていいのにな。

ほんと優しいやつだな。

…咳がなかなかとれないな…。

背中を優しくさすってやる。

そうすると、治まってきて、また眠れるみたいだ。

背中はもうあまり熱くない。

順調に回復してるみたいだ。

明日の朝には完全に熱下がってると良いな。

そんなことを考えながら、俺は再び眠りについた。

(人1)が咳をするたびに起きて、背中さすったり、水のませたりしてる。

でもこんなの全然苦じゃない。

早く治ってくれるならそれでいいんだ。

…しばらくすると、(人1)が咳で起きることはなくなった。

あなたside

「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯﾊｧ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」
咳がとまらない…。

…うるさくてみっくんを起こしちゃうよ…。

無理に止めようとしてたら…

き「無理に止めようとしなくて大丈夫。もっと苦しくなっちゃうよ。」


そういいながら背中をさすってくれた。

私はそれに安心して、また眠ることができたんだ。

そのあとも何回も咳で起きちゃったけど、みっくんはそのたびに起きて

き「大丈夫か？つらいな。もうすぐきっと治るから。」

そういいながら

背中さすったり、お水飲ませてくれた。

しばらくすると、咳も治まってきて、

ぐっすりと眠ることができた。

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