ふられた 6 ページ6
練習試合では見事に及川が覚醒し、青葉城西の圧勝だった。
及川はルンルンと鼻歌を歌い、帰りの準備をしている。
及「マイエンジェルちゃん、俺の勇姿ちゃんと見届けてくれたかなー？」
岩「見届けた。(適当)腹減った。帰り飯行こうぜー」
花「うん、見届けた。(適当)いいね〜あこのラーメン屋行く？」
国「マイエンジェルちゃん…？」
松「別名メドゥーサ」
国見の頭の中はハテナで一杯だ。
片付けを終えた及川達は体育館を出た。
A「ああ…やっと終わった…」
「お疲れA、顔げっそりじゃんw」
吹奏楽部も片付けを終えた様で、バレー部と同じタイミングで出てきた。
「にしても及川って人なんか凄かったね。」
A「誰それ。」
「1人だけウオー！って言いながら試合出てた人」
A「ああ。ゴリラ並みのパワー発揮してた人か。」
友達とたわいも無い話をしていると、後ろのバレー部集団がなんだか騒がしくしていた。
及「ハッ！マイエンジェルちゃん！！！」
花「エンジェルがこっち見てるぞ」
松「及川さんかっこいい付き合って大好き(裏声)」
国見が異様な目つきで3人を眺める。
花「ほら、きっと及川さん素敵…って眼差しで見てるんだぜ」
及「グハッ！それ以上はやめて！」
松「見ろよ！こっちに手振ってるぞ！」
花「…あ、及川固まった。…行こうぜ」
松「先行ってるぞ、及川」
その頃…
「あ、バレー部の後ろにカナちゃんいるじゃん。おーい」
A「カナちゃん一緒に帰ろー(手ふりふり)」
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作者名：かなめ | 作成日時：2017年8月25日 16時
