ドS＋真っ黒＝一期一振【刀剣乱舞】

暖かい温もり ページ20

貴「なんで……一期がいるの？さっき私のこと追い払ったのに……」

一期「やっぱり心配になって様子を見に来てしまいました」

そういって

一期は

ギュッと私を抱きしめた

貴「……うぅ……怖かった……」

一期「すみません。少しいじわるをしたつもりが泣かせてしまったのですね。」

貴「……バカｯ……」

優しく私の頭を撫で

すみません。と私に言う

一期「廊下は冷えます。部屋に戻りましょ。」

貴「……1人はやだ」

一期「大丈夫ですよ。私がいます」

貴「一緒にいてくれるの？」

一期「はい」









・




一期「あ、主

私はどこにも行きませんのでもう少し抱きしめる力を弱く……」

貴「ヤダ」

一期「少し苦しいのですが……」

貴「知らない。」

ｷﾞｭｩｩ

とても暖かい

苦しいと一期は言うが

知らない

この温もりをもっと感じたいのだ

一期「はぁ……」

安心したのか

眠くなってきた

貴「……おやすみ」

一期「おやすみなさい」

貴「……朝起きた時一期がいなかったら私の発狂するよ……？」

一期「安心してください。私はずっとAのそばにいますよ。」

貴「……うん……」




・


一期side

安心したように微笑むと

Aは眠った

ギュッと私を抱きしめるその姿が

愛しい

普段あまり甘えたりしないので

こうやって素直に甘えられると

少し戸惑う

嬉しくもあるが

私の腕の中で眠る少女に

もっと触れたくて仕方がない

少女の名を口にするたび

心が弾む

昔主の書物をみた

まんが……とやらだった

私のこの感情は

まんがとやら風にいうと

恋愛感情らしい

その人限定に

少し意地悪なことをしてしまいたい

なんて思うのは

その人のことが好きだから

その人を見ていると

胸の奥が熱くなるのは

その人が愛しいから

霊力供給だのなんだのは口実で

ただ貴方に口吸いをしたかっただけ

だって、私が貴方に口吸いをすると

可愛らしく顔を赤く染めるから

その顔が私はとても好きなのだ

刀と主の恋路など

許されるものではないが

この気持ちは抑えきれない

だから

一期「私だけしか見れなくなるように

貴方を落とします

覚悟してください。A」

みっちゃんとお菓子作り→←眠れない。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す