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朱い髪の美しい少年はキョロキョロと外を見渡した後に中に入ってきた。

店内に入ると窓とは程遠い位置に座り、少し警戒しながらも何かを頼んでいた。


「(整った顔だなぁ…)」


本当に、よく見ると素敵な顔立ちなのだ。
少し大人びた雰囲気があるが、彼は一体何歳なのだろうか。

まぁ見すぎても彼に迷惑だろうな
そう思い私はカフェオレを飲み干した。


___ガランガラン!!

「うわっ!?」

急に、力強く扉が開き先ほどとは違うベルのなり方がした。
ビックリしすぎて少しむせた…。

カウンターのむこうにいた店長も少し様子を見ようと厨房から顔をだした。
朱髪の少年を見ると、彼はぎょっと目を開き、少し引きつった笑を浮かべていた。


「つかさくん〜〜〜〜♡」

「司くん、奇遇だね!」

「本当にね、良かったらこれから一緒していい??」


入ってきたのは少し派手目なお姉さま達で、言っちゃ悪いが、とても、うるさい。

司くんと呼ばれた朱髪の少年は奇遇ですね…、と言いながら目をそらした。
もしかしたらさっき周りを見ていたのはこの子達が追いかけてきたからかもしれない。

「あの、今は他の方と待ち合わせをしていまして…」

しどろもどろになりながら言う彼は、少しばかり痛ましい。

ここはお節介をした方がいいのだろうか、けど他人だしなぁ…。


「その人が来るまででいいからさ!」

「来たら帰るからお願い〜!!」



ああ、これは多分ダメだな。



「うちの弟になにか用ですか?」


でてしまった…。




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美駒(プロフ) - ひかりんさん» 本当ですか!キュンキュンできる作品がかければと思っていたのでとても嬉しいです、励みになります!ありがとうございます〜!! (2017年11月29日 0時) (レス) id: 46e50315c1 (このIDを非表示/違反報告)
ひかりん(プロフ) - ああもう凄くキュンキュンします!この小説読んでかさくんすきになりました!!これからも頑張って下さい!!! (2017年11月24日 23時) (レス) id: 059c997438 (このIDを非表示/違反報告)
美駒(プロフ) - わしゃもさん» 本当ですか! そう言ってもらえると頑張れます、ありがとうございます〜!! (2017年11月18日 14時) (レス) id: 46e50315c1 (このIDを非表示/違反報告)
わしゃも(プロフ) - すっごい面白かったです!続きが気になります~更新頑張って下さい!応援しています! (2017年11月18日 0時) (レス) id: 1e4db32e5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美駒 | 作成日時:2017年9月25日 20時

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