生きた屍… ページ23
貴方「ああー…ダメだ、気持ち悪い…やっぱお酒は苦手だわ…」
僕は頭を押さえながら甲板へと戻って行く、すると頭を押さえて気持ち悪そうな表情をしているマルコが居た、こいつも二日酔いか…
貴方「おはよう、マルコ。お目覚めはどう…？」
マ「最悪だけど…悪くはねぇ、気分だよぃ。久々に…楽しかったよぃ。」
マルコはそう言って笑うと慌ててトイレの方へと駆け込んで行った、我慢して笑ったのか…そんなに飲んでたのか？昨日は…僕はエースの所へと行けば頬をツンツンとつついた。
貴方「エース、起きろー。朝だよー、コケコッコーだよー。」
エ「ん〜…後、5分〜…」
そう言って僕をぎゅっと抱きしめて寝続けるエース、可愛いとか思ったけど…僕は甘やかさないぞ…!!甘やかしていたら成長しないからね!!
貴方「エース、起きないと朝ごはん抜き!!」
エ「メシっ!!!」
ﾊﾞｯと起き上がるエース、しかしその瞬間顔が真っ青になり船の手すりに手をかければ海の方へと一気に吐き出した、エースまでそんなに飲んだのか…
とりあえず…朝ごはんを食べたいからサッチを起こさないとな…、僕は皆の屍の中からサッチを引きずりだせば頬をペチペチと叩いた
貴方「サッチ、朝ごはん作るから起きろー」
サ「後…ｇ…」
貴方「5分はなしねー」
サ「10分…」
そう言って寝続けるサッチ、いや…確かに5分じゃないけど、10分って伸ばすなよ!?僕はサッチの頭をガシッと掴んだ
貴方「起きないとー…目が覚めるようにって、海に突き落とすけど…？後3秒、さーん、にー、いー…」
サ「お、おお!!おはようA!!!」
貴方「よしよし、起きたね…とりあえずご飯作るよ？」
僕がそう言った途端に真っ青になるサッチ、あー…こいつも二日酔いか…皆どれだけ飲んだんだろうな…ダメじゃん、仕方ないから僕が作ろうかな…
僕はため息を漏らしてキッチンへと歩いて行った、そして冷蔵庫をガサガサと探った。そして野菜やらを取り出せば片っ端から調理していった…。
二日酔いの朝からの肉はキツイよなぁ…うん、考えるだけで吐きそうだわ…。
僕はとりあえずサッパリめに味付けしたサラダと薄く切ったハムを挟み、目玉焼きを包んだサンドイッチを作った。うんうん、サッパリめと言ったらこれでしょうな!
僕はそれを片っ端から机に並べた、そしてゾロゾロとキッチンの中に顔を真っ青にした息子たちが入ってくる、生きた屍とはこの事かねぇ…。
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ｼﾗｽ - やはりこの作者は天才だ (2017年8月8日 1時) (
レス) id: 909653b36f (このIDを非表示/違反報告)
さや - 感動と最高！しか、うかばないよー！すっごいよかったです！！ ありがとうございました (2015年9月12日 0時) (レス) id: 37eb1a06a3 (このIDを非表示/違反報告)
宇尾香 - エースゥゥゥゥ！結婚しよ(´・ω・`)スミマセン。はい。とってもいい作品でした作者大好き← (2015年2月17日 16時) (レス) id: 1cff7fc6ec (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き - うう〜泣ける話しだ〜(〜д〜)アニメでもエース生きてほしかったけど、小説で生きててくれてよかった！作者サイコー (2014年9月7日 18時) (レス) id: dd4ef7a9e6 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎 - すごい!!!!!! 泣けました!!!!!! (2014年8月8日 19時) (レス) id: 298165e328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：問題児＋普通＝私[叶汰] | 作成日時：2013年3月28日 23時
