泊まれる場所! ページ5
混乱は何処へやら、場は一気に和んだ
『....つまり、誰もここについてはわからないんだね?』
「そういうことだな」
うーん、困ったなぁ迷子が増えたとなれば動きづらくなる...
「どこか、休める場所を探すのはどうかな?!」
はっと思いついたようにお茶子ちゃんが提案する
『私はここでも充分休めるけどなぁ...』
「え?どこかもわからない場所で休めるってだいぶすごい...」
若干感動された
「でも流石にここで野宿くんするわけにもいかないな」
サンズが少し呆れた感じで言う
「じゃあ、手分けして今日泊まれそうなところを探すっていうのはどう?」
フリスクが提案する、すると
「めんどくせぇ」
だるそうに勝己くんが言う
『勝己くんはタフだから砂漠でも無傷で帰ってこれそうだね』
「あぁ?!てめぇ、俺をなんだと思ったんだ!!」
『生命力がゴキブリ並のタフネスくん』
「ぶっ殺す!!」
理不尽だな!
別にバカにしてるわけじゃないんだよ?この短時間で感じた勝己くんのイメージだよ
「あ、泊まれるところなら心配ない」
『「え?」』
私とキャラくんの声がハモる
「さっきそこで誰もいなさそうな建物を見つけたからな!!」
ニマリとギザギザの歯を見せて笑うアンダインさん
「流石アンダインだな!やっぱりすごいぞ!」
アンダインさんを憧れの眼差しで見るパピルスくん、その目はヒーローに憧れる子供そのもの
「じゃあ、今日はひとまずそこで過ごそう」
出久くんの一声に誰も反論はしなかった
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作者名:バリア | 作成日時:2018年12月1日 21時