聞いてますか白石さん【鬼滅の刃】

白石さんが1人 ページ2

我妻side






｢炭治郎は良いよなあ〜
あんな可愛い美少女二人と旅してて。

しかもあれだよな、Aちゃんに限っては
炭治郎と禰豆子ちゃんにしか口開いて無くね？！
なぁ炭治郎よぉ！！！｣







ある日の蝶屋敷にて春に向けて暖かくなってきた
縁側で炭治郎と伊之助と日向ぼっこをしていた。

先程任務から帰還したAちゃんもいるのだが
炭治郎の膝枕でぐっすりと眠ってしまった。

はぁぁあ♡
何この可愛い寝顔
何この女神
何このAちゃん

そこ変われよ羨ましいわとんでも炭治郎！！！







｢下心の匂いがする｣


｢そんな目で見るなよォ！｣








今日の議題はズバリとんでもない炭治郎についてだ。

美少女2人連れ回して古今東西キャッキャウフフとか
けしからん、全く持って羨ましい。








｢まぁ、禰豆子は妹だしAは幼馴染みだからな｣


｢まじとんでもねぇ炭治郎だよお前は｣








あんな優しくて穏やかで可愛い禰豆子ちゃんと
ふわふわしててほわほわな妖精みたいなAちゃん
両手に花どころかもう人生薔薇色だろ。

いやもう全身薔薇色だわ(????)。








｢うらっやましぃ！！！｣


｢しっ！
Aが起きてしまうだろう？｣


｢あぁそうですかごめんなさいねえ！？
Aちゃん当たり前だけど寝顔可愛っ！｣






睫毛長い、肌白い、お目目がくりくり
禰豆子ちゃんにはお姉さん、でも全体的に幼い。

つまり可愛さが大罪急に罪、俺もう一生捕らわれててもいい、いや捕らえたい(アウト)

寝顔すら天使、Aちゃん女神。








｢あげないぞ？｣








(((((あげないぞ？！)))))








｢逆に恐れ多いよ！Aちゃんだよ！？
可愛さだけで天下統一できるAちゃん！｣


｢あ？んだよそいつ寝てんのか、おーい｣


｢ばっか野郎起こすな猪頭！｣


｢寝てるか確かめようとしただけじゃねえか紋逸！｣


｢ぜーんーいーつー！！｣







やれやれとため息をついてAちゃんに自分の
羽織を着せて耳を塞いであげてる炭治郎を他所目に

俺と伊之助の戦いが始まる。









ーーーーーー

『炭治郎』

｢起きちゃったか？｣

『…ん』

｢そうか〜、まだ眠むる？｣

『…しのぶにただいましなきゃ』

｢ちゃんとただいま言っておいで。
待ってるから｣

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