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小｜中｜大｜朱柱が死んだ。

「そんな…松葉さん、どうして…」

享年17の松葉 (名前)。

「嘘よ、(名前)ちゃん、ねぇ起きて」

彼女は底抜けに明るくて

「信じない、俺は絶対に信じない」

お調子者な所もあるけど、憎めなくて

「お前は今死ぬような、そんなタマじゃねぇだろうがァ…」

剣技の才能がある訳でもなかったけど、強いて言うなら努力の天才であった

「なぜ死んだ、」

血のにじむような努力をして、柱にまで上り詰めた彼女は、

「よもや、本当に君はもう目を覚まさないのか？」

その心根と根性ゆえに多くの友人に恵まれた。

「嘘だって言ってくれ、お前はそんな地味な逝き方しないやつだろ」

本当に…惜しい人を亡くした

「あぁ…なんてことだ…南無阿弥陀仏…」

本当に、

「うわっ、皆泣いてるよォ！ちょちょ泣かないでください、私も泣けてきちゃう！」

惜しい、ひとを、

「…待って、これ自分がこんがり焼き上がりましたーって骨になって出てくるところ見ちゃうって話じゃない？それは嫌だな、」

…柱のみんなの前で煩く喋り散らかしてるのは間違いなく棺の中のひと。

「…なんで成仏してないの？」


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こんにちは、ハナです
新しい話をつくりました。文字数がたり執筆状態：完結