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沖「着きやしたよ」








『ありがとう』









車から降りるとそこには幼い頃からあった満開の桜と、あるはずのないお墓があった。









『なんで、お墓が。しかもお花まで....』









【鏡月家】と彫られたお墓。それは多分紛れもない私の家族のお墓なのだろう。









置かれたお花はまだ枯れておらず、むしろ今日置いたばかりなんじゃないのかって言うくらい元気に咲いていた








『誰かが作ってくれて、しかもちゃんと来てくれてたんだ』









私達家族を愛してくれていた人はいたんだ。









土「ゴホッン゙









ほら、線香」









『あ、ありがとうございます』









土方さんから渡されたお線香にマヨライターで火をつけ、線香皿にそっと置き、手を合わせた









あの日あった出来事が、あるいはそのずっと前の出来事が、全て記憶と重なる




















兄「何があっても守るって言ったのに、守ってやれなくてごめんな」





















『もう守ってもらわなくても生きれるようになったよ、大丈夫。安心して』





















父「褒めてくれる人を見つけるんじゃない。褒めれる人を見つけるんだ。きっとその人はお前にとっていい人だ」




























『褒めれる人、見つけたよ。お父さんの言う通り、いい人だった』





















母「いい?失敗を恐れてはいけない。当たって砕けろって言うでしょ?当たればいいの。どんどん行きな。そうすれば壁は砕ける。砕けた破片は貴方の努力の証。



きっとその破片はキラキラ輝いていて、とても綺麗なはずだよ。」





















『あと少しで、破片は輝きそうだよ。きっと、凄く綺麗だと思う。私が、私達が綺麗に輝かせる。その輝きは、大切な人達(仲間)と見るよ』









お母さん達の言葉がなければ私はこの人達に出会えてなかったかもしれない

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神那(プロフ) - Twitter見てくださったんですね!ありがとうございます!!!よろしくお願いします! (2020年6月10日 21時) (レス) id: db729745f5 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄銀時(プロフ) - Twitterフォローしてくれていた事に今気づきました。フォローありがとうございます! (2020年6月10日 21時) (レス) id: 0a5e010bd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神那 | 作成日時:2020年5月30日 14時

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