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ページ13

『おっまたせしましたァ』









羅夢「普通の敵なら待っていないわよ」












100いたはずの羅夢の部下はもうこの世にはいない。









私と羅夢の1対1(真剣勝負)









『貴方が私を待っているのは貴方が普通じゃないからでしょ?』









羅夢「フッ、ごもっともね。

でも、私の呪い(まじない)を貴方自身の力で解いた貴方も普通じゃないわ。何故解けたの」











『.......大好きな人達がいたから、かな。』









羅夢「ハッ、大好きな人達ですって?笑わせないで。あの呪い(まじない)は想い人を自ら殺すもの。解けるはずないわ」









『まぁ、愛することを知らない人は解けるはずないわね。つまり、貴方がこの呪い(まじない)にかかったら解けないってことよ』









羅夢「はぁ?どういうことよ、意味がわからない」









『貴方は人を愛することを恐れている』









羅夢「っ、ふざけないで!人を愛す?私に愛する人なんて要らないのよ!!!!」









『私も昔はそうだったよ。心の底から愛していても、いつかその愛は砕ける。ガラスの破片のように。そうやって愛を割られるのが嫌で、大切な人を奪われるのが嫌で。だからもう誰も愛さない。大切な人を作らない。そう決めていた。なのに、








































自分の心には逆らえなかった。』









『昔、私の大好きな人(先生)が言ってたの。

【人は出会いと別れを繰り返す生き物。だから、貴方と私もいつかは別れる日が来る】ってね。


その後私達は二度と逢うことはなくなった。他の人とも散り散りに別れた。


けどね、また私は別れた人達と逢うことができた。そこで私はまた人を愛すことを知った。それと同時に覚悟もできた。


【大切な人達を失わないように、離れ離れにならないように、どこまでも、皆と一緒に戦い抜く】と。』








羅夢「っ、何が言いたいの!私には、わからないっ...」









『.......羅夢。貴方は何故魔術師でいるの。誰の為に、何の為に魔術師でいるの。』









羅夢「わ、私はっ!母様の意志を、継ぎたかった.......母様のように、素敵な魔術師になりたかった!」









『.......』

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神那(プロフ) - Twitter見てくださったんですね!ありがとうございます!!!よろしくお願いします! (2020年6月10日 21時) (レス) id: db729745f5 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄銀時(プロフ) - Twitterフォローしてくれていた事に今気づきました。フォローありがとうございます! (2020年6月10日 21時) (レス) id: 0a5e010bd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神那 | 作成日時:2020年5月30日 14時

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