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『おっまたせしましたァ』
羅夢「普通の敵なら待っていないわよ」
100いたはずの羅夢の部下はもうこの世にはいない。
私と羅夢の
『貴方が私を待っているのは貴方が普通じゃないからでしょ?』
羅夢「フッ、ごもっともね。
でも、私の
『.......大好きな人達がいたから、かな。』
羅夢「ハッ、大好きな人達ですって?笑わせないで。あの
『まぁ、愛することを知らない人は解けるはずないわね。つまり、貴方がこの
羅夢「はぁ?どういうことよ、意味がわからない」
『貴方は人を愛することを恐れている』
羅夢「っ、ふざけないで!人を愛す?私に愛する人なんて要らないのよ!!!!」
『私も昔はそうだったよ。心の底から愛していても、いつかその愛は砕ける。ガラスの破片のように。そうやって愛を割られるのが嫌で、大切な人を奪われるのが嫌で。だからもう誰も愛さない。大切な人を作らない。そう決めていた。なのに、
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自分の心には逆らえなかった。』
『昔、私の
【人は出会いと別れを繰り返す生き物。だから、貴方と私もいつかは別れる日が来る】ってね。
その後私達は二度と逢うことはなくなった。他の人とも散り散りに別れた。
けどね、また私は別れた人達と逢うことができた。そこで私はまた人を愛すことを知った。それと同時に覚悟もできた。
【大切な人達を失わないように、離れ離れにならないように、どこまでも、皆と一緒に戦い抜く】と。』
羅夢「っ、何が言いたいの!私には、わからないっ...」
『.......羅夢。貴方は何故魔術師でいるの。誰の為に、何の為に魔術師でいるの。』
羅夢「わ、私はっ!母様の意志を、継ぎたかった.......母様のように、素敵な魔術師になりたかった!」
『.......』
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神那(プロフ) - Twitter見てくださったんですね!ありがとうございます!!!よろしくお願いします! (2020年6月10日 21時) (レス) id: db729745f5 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄銀時(プロフ) - Twitterフォローしてくれていた事に今気づきました。フォローありがとうございます! (2020年6月10日 21時) (レス) id: 0a5e010bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神那 | 作成日時:2020年5月30日 14時